江戸時代には羽州街道(現在の国道7号)のショートカットルートとして、陸奥湾の海産品が弘前へと運ばれた豆坂街道(現在の県道27号)と並行する、入内峠の今を報告する。



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入内断層の急崖と東北新幹線(建設中)をパスするスカイブリッジの開通で、青森弘前間を一般道で移動するクルマは、信号が多く慢性的に混雑する国道7号から、流れの速い県道27号へかなりの量がシフトしたのは間違いない。残されたネックは青森空港有料道路で、この料金所を回避するために青森→弘前へ向かうクルマのほとんどは大谷を経由する市道を利用し、合法的に有料道路を無料通行している。しかし、弘前→青森の場合、大谷の市道では料金所を回避できないため、多くのクルマは未だに旧道を通行している。


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個人的な考えとしては、青森空港有料道路の無料化には必ずしも賛成できない。現状では、普通車は200円を払えば確実に高速で通過できるわけだが、無料化されれば旧道や大谷を迂回しているクルマが流入し、国道7号からエスケープするクルマも増え、流れは悪くなるだろう。青森中央大橋の無料化で、周辺の八甲田大橋や旭町地下道の交通量は改善されたというが、逆に100円払えば通勤ラッシュ帯でも青森市街地と環状線を最速で結べていたメリットがなくなったのも事実だ。


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とはいえ、やっぱり無料で通行できたらどんなにいいかと思う。青森→弘前の場合は、大谷の市道の距離がさほど長くないためあまり感じないが、大谷の市道を使えない弘前→青森の場合は、
ゝ貽擦竜離が長い。
旧道が急勾配である(前にバスやトラックがいると非常に流れが悪くなる)。
5貽擦ら現道に合流する交差点が渋滞する。

この3点で、無料で通行できたらどんなにいいかと強く感じるのである。


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弘前→青森で、9舂手前の渋滞時に、「この渋滞を回避して、眼下に広がる青森平野へ降りる道はないか?」と考えたことのある人は少なくないと思われる。地図を広げると、旧道から分岐する黄色か白色の峠道がつながっているものの、実際には案内標識も無いため、どこが分岐点なのか、そもそもクルマで抜けることが可能な道なのかも定かではないというのが大方の見方ではないだろうかと思う。しかし、この道・すなわち入内峠は確実に車道として通じている。いや、正確には通じていた道なのである。


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今回は、抜け道開拓の可能性を探るべく、弘前とは反対側の青森側から入内峠へのアプローチを試みた。
早速、入口から「通行止」標識が現れたので、抜け道開拓の可能性はゼロになってしまったが(orz)、残雪や倒木の出現する未舗装1車線ダートを青森側から登った。
なお、この探索は2007年のゴールデンウィークに行った。また今までの舞うン天バイクではなく、原付を用いた。疲れるので。。。

2へ続く。

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