6月24日の読売新聞朝刊の第二ラ・テ欄の「モニター」に署名記事(清岡央記者)で、
◆裏方の努力つまった「凸凹くん」
というのがある。
ギャップフィラーの話で、従来の形式の8分の1程度の価格に抑えましたという話らしい。
のだが、読んでてよくわからない。
民放連でもサラッと紹介されているんだが、あまりにあっさり過ぎて、どうもよくわからない。
むしろ、「凸凹くん 日本テレビ」でググると“チャンネルイレイサー”という単語が出てくるサイトにたどり着くかと思うのだが、このチャンネルイレイサーの日テレの登録商標が「凸凹くん」らしい。
以下、読売の記事を引用します。
開発した日本テレビ技術開発部の佐藤誠さんに、「名称の由来は、地形が凸凹な土地に電波を届けられるから?」と尋ねると「そう言えばそうとも取れますね」と笑われた。実際は、受信地点の条件でチャンネルごとに異なる電波の強さを、きれいに同じレベルにそろえ、「電波の凸凹をなくす」という意味だそうだ。
電波の強弱が凸凹だと、強い電波は別の中継局がカバーする地域まで飛んで、画質を乱してしまうことがある。「必要な電波を必要な地域だけに送ることが実は大事でたいへんなのです」と佐藤さん。(以下略)
ようは、“必要な電波だけを届けるために不要な電波は凸凹くんが消ししますよ”というのがチャンネルイレイサー機能らしい。
さらにググってたら、JRC日本無線のサイトに、「この装置1台で、連続する10チャンネルのうち、8チャンネルまで同時送出することが可能です。」という記述が。
8チャンネルってのは、我が国の法定の放送区域内の局のみを受信した場合の最大値(茨城を除く関東地方が該当)なわけで、NHK総合、NHK教育、日本テレビ系、テレビ朝日系、TBS系、テレビ東京系、フジテレビ系、独立UHF局を受信するための数字と思われorz
“必要な電波を必要な地域だけに送る”って言葉どおりに受け止めれば、
「ギャップフィラーで受信する東京都民には、凸凹くんがいる限りtvkは見せません!」
ってことになるんだろうか(凸凹くんを使わなければいいんだが)。
関東のみならず、これ、民放の少ない県の僻地でやられたら、逆にますますチャンネル減らねえのかなぁ?
アンテナで県外局を直接受信できればいいんだけど、「凸凹くん」を導入せざるを得ないような地域だと、今まで見れた県外のテレビがあぼーんしたなんてことも起きそう。
青森の津軽海峡側でアナログ共聴やってるところに「凸凹くん」が来たら、少なくとも今見れてる12局のうち4局はあぼーん、下手すると函館7局全滅で見れるの青森5局だけ、なんてことになるのかも。
コメント
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東京で言えば、デジタル放送のチャンネルに近い、アナログ放送大学なんか受信の邪魔になりますし。
別に県外波を撲滅するためじゃないと思うんです。
「本装置導入時には、事前に電波状況を確認する必要があります。」って書いてあるので、津軽海峡側なんかは導入すらできないのかな、と思います。
なるほど、アナログ消去ですか。確かにそういうものなのかもしれないですね。
実は小生もアナログ消去目的を考えたんですが、もしアナログ目的なら2011年以降はほとんど意味をなさなくなる技術のような気もするんです。既にアナアナ変換も終わってしまった中での受賞なので、そんな時期に色々な賞を受賞する技術なら、やっぱりデジタルの県外波撲滅が目的なのかなぁと思ったわけです。
もしha.hi_さんのおっしゃるとおりなら、確かに津軽海峡側なんかは導入すらできないような気がします。ただそうすると、瀬戸内海とか有明海などを抱えていて小規模中継局の建設を進めなくてはならない西日本では「凸凹くん」はやっぱり導入出来なそうだなとも思うんです。
ちょっと難しいので、小生も勉強してみます。