旅先の離島で偶然に廃道を発見。
まさか休暇に来ていて10km近くに及ぶ廃道を走ることになるとは……。

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書くのも飽きてきたし、読んでくださる皆様も飽きてきたのではないかと思うが、実際、八十八曲峠は長いのである。ゲート前にあった警告標識の9kmって表現を侮るでなかった。原チャだと限界(60km/h)まで引っ張っても9分、制限速度を順守すると18分もかかる距離である。それでいて写真を撮影しながらの走破であるから、余計に時間的制約というプレッシャーを感じた。


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今度はがない決壊箇所も現れた。が張ってないということは、もしかすると比較的最近起きた決壊なのかもしれないが、すでにひび割れから若いが芽生えている。寿命の長い笹であるから、今後何十年から100年近い時間をかけて群落を形成し続けるのだと思うが、一斉に開花して枯れる頃まで八十八曲の道は残っているのだろうか。


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これまでも安定した区間と荒廃した区間を繰り返しながら進んできたが、安定している区間でも徐々に路面に藪やひび割れなどが目立つようになってきており、舗装の継ぎ目では雑草が横断している箇所も見られた。ひびや継ぎ目といった場所から、強固なアスファルトが徐々に植物に浸食されていく過程ということだろうか。


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そして今度は路面の谷側半分が陥没しつつある場面である。写真では分かりにくいかもしれないが、ガードレールを含め、向かって右側が幌内川の谷に向けて傾斜しているのである。今すぐにどうこうということはなさそうだが、大規模な水害などが発生するとこれまでの決壊箇所以上の規模で一気に逝きそうな気配だ。


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谷側の逝きそうな区間を抜けると、さらに山側も小規模な地滑りを受けていた。扇状地状に広がる地滑りの扇端(変な表現だ……)を見ると、細かい砂や土が谷側へ流されていることから、雨が降ればここは水路となるようだ。いずれ水の作用で地滑り地が道を飲み込む日が来るのだろう。

9へつづく

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