旅先の離島で偶然に廃道を発見。
まさか休暇に来ていて10km近くに及ぶ廃道を走ることになるとは……。

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八十八曲峠が向かう幌内だが、すでに廃村となっている。もとは硫黄鉱山で栄えたそうで学校(特別教授場)なんかもあったようだが、大正時代に閉山となっている。それ以降は温泉のある小さな集落として続き、末期には温泉を利用した幌内荘という国民宿舎が存在していたようだ。


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その幌内荘も南西沖地震の大津波で被災し、以降、幌内は無人地帯となってしまった。今でこそ幌内道路のみならず神威脇方面など西海岸の道路が整備されたが、1984年まで八十八曲を経由する以外に陸路で奥尻の他集落と結ぶルートはなかったらしい。まさに秘湯だったろうと思われるが、今では源泉こそ湧き出ているが入浴するのは叶わないようだ。


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この八十八曲攻略後、青苗の奥尻島津波館を訪れたが、津波館と復興した青苗の姿を見るためだけに奥尻に渡る価値があるように思える。自由に見させてくれればいいのに、いちいち職員の段取りに従って見たくもない映像(小学生だのうにまるだの出てくるやつ)を延々見せられるのが玉にキズだが、段取りが終わった後でじっくり見る資料は一見の価値ありだ。


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ということで幌内温泉が復活する日が来るならば、もう一度幌内を訪れたい。幌内温泉が復活できなくても、直近にある神威脇温泉に入りたい。廃道なんて走っていたがために津波館の閉館時間が気になり、なんと観光に来ていて温泉を華麗にスルーという失態を犯してしまったが、次こそは神威脇温泉の展望風呂に入らねばなるまい。


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原チャの腹をこすりながら土砂崩れの段差を突破し、藪の中を流れる沢みたいな所を幌内へと進んでいく。実に廃化が進んでいる区間であり、数年後には自然に還ってしまっているのではないかと思う。しかし長い。飽きる。



12へつづく

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