お酒が大好きな中川昭一議員の選挙区は北海道11区、すなわち十勝支庁で、本籍地は十勝支庁の広尾町であるそうだ。

十勝といえば、足寄から出た鈴木宗男もいたりと、比較的、政治力のある(?)議員を送り出している地域になると思う。

これは完全に主観ではあるが、彼らの影響なのか、どうも十勝の交通網の整備状況は北海道内でもかなり進んでいるように思う。

帯広広尾
















(地図はクリックで拡大します)


まず、断わっておくが、交通量が少ないのを理由にマスコミどもが槍玉にあげたがる道東自動車道を批判するつもりは全くない。
むしろ、冬のR274日勝峠を思えば道東道は早く開通させるべき路線だと思う。
道東道が最大に威力を発揮するのは、最大の難所である日高山脈(日勝峠)を越える夕張〜十勝清水の区間だと思われ、そこの開通を待たずして帯広周辺の交通量が少ないから無駄な路線だというのは乱暴すぎるのである。



だが、道東道は良いとしても、帯広広尾自動車道(上の地図で赤いライン)はいくらなんでも「?」だ。

帯広広尾道は文字通り、帯広(正確には芽室)で道東道から分岐して、中川昭一議員の広尾に向かう路線なのだが、では広尾とはどんな町かというと人口わずか8,000の町である。
広尾には重要港湾の十勝港はあるが、もうフェリーが無くなって10年近く経つし、十勝を含む道東の海運は釧路港が大半を掌握している状況だ。

地図を見ていれば、「なんでこんな所に高速道路が?」と不思議に思う人は小生以外にもいるのではないかと。
実際、帯広広尾道沿線の忠類村(現・幕別町)の議会ですら建設をやめろというくらいの有様で、十勝にも不要だと思ってる人が多数いるのだと思う。

広尾や十勝の人には申し訳ないが、広尾に高速を延ばす金があるなら道東道をさっさと釧路まで延ばすとか、道央道を函館まで延ばす方がはるかに有効だとしか思えない。



はじめの方で批判するつもりはないと言ったけど、実は道東道も北見線は鈴木宗男の地元の足寄で止まってたり。

十勝に限らないのですが、結局、道路建設や新幹線建設ってのは地元に有力な政治家がいるかどうかなんでしょうね。もうちょっと優先順位を考えてほしいものです。

と、中川昭一と鈴木宗男の地元の地図を眺めながら思ったのでした。

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