小生が物心ついたころは全国各地にダートの国道があり、青森県内にもR338R394、海の向こうの北海道には道路地図最大手の昭文社に「オフ派が泣いて喜ぶダート」と称されたR336など、全国各地に多くのダート国道が存在していた。
しかし舗装化の勢いは予想以上に速く、気がついたら山形の国道458号が唯一となってしまった。
R458については秀逸なレポートがネット上に多数存在し、今さら記事化するのもどうかとは思うが、ダート国道を自分の運転で走った経験があるという自身の記録として残すことにした。




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R458は走ってみたいと思いつつもなかなか機会に恵まれなかった。山形県は同じ東北地方ではあるが、青森からだとなかなか行くことがないのが大きな理由だ。距離的には福島県より近い位置なのだが、東北新幹線や東北道といった東京と直結する幹線の沿線ではないゆえ、通過するついでに寄るということもあまりないのだ。
ところが東京に転封された今年になって、仙台にて所用があり、帰路でR458を走る機会に恵まれることになった。
山形道の西川で降り、R112経由でR458に入るとしばらくは快走路だが、寒河江側最後の幸生の集落を過ぎると、ご覧の通り「通行注意標識」がお出迎えである。


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案内標識の後、道幅が狭くはなるが舗装路が続く。これは事前情報の通りだ。十部一峠までの寒河江側は舗装化が完了されているのだ。しかし、2009年の秋の時点では道路改良工事の過程なのか、ご覧の通りアスファルトが剥がされている部分も一部にあるらしく、往年のダートが一部復活中である。


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局所的なダートと1.5車線舗装路を繰り返しながら、寒河江市・大蔵村境の十部一峠(写真右)に到達する。特に見晴らしがきくという峠ではないが、東北らしい鮮やかな紅葉が望めそうだという点では評価に値しよう(撮影時点では紅葉が始まるころ)。関東の紅葉の名所も色々見てはみたが、関東は中途半端な寒さのせいなのか紅葉のコントラストも中途半端な感が否めず、ガッカリすることが多い。やはり紅葉は寒さがハッキリしている東北以北に限るのか。


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十部一峠にはコーナー外側に広くスペースがとってあり、駐車も可能である。当日も山菜採りの地元の軽トラで賑わっており(?)、とてもこの先にダートが控えているような雰囲気ではないようだ。やはり酷道とはいえ、廃道にはない、現役ならではの華やかさがあるように思える。
ところで、この十部一峠の標識が滅茶苦茶である。これから向かう「大蔵村」を示す標識が寒河江方面に向いていたり、「十部一峠」の標識は一度倒壊したのか支え棒で固定されていたり、かなり蹂躙されたようだ。雪にやられたのだろうか。

2へ続く


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