TS3S1567

先日の八溝山に続いて、今度は、計算上、スカイツリーが見える最北の山とされる一切経山がある吾妻山系で、東京波の受信を試みるべく、福島市の磐梯吾妻スカイラインを走ってきた。

高速道路代をケチって、一般道の交通量が減る夜に走るべく常総294号4号で行ったら深夜0時になってしまったが・・・


と、その前に。
NHK2波(総合東京、Eテレ東京)と、民放キー局5波、南関東独立4波、放送大学の親局と、同一周波数の送信所の一覧表を作成してみた(クリックで拡大)。
東京波重複一覧

手写しで記入したので、ミスがあるかもしれません、スミマセン。
関東1都6県と、福島・新潟・長野・山梨の4県と、静岡県東部(概ね静岡市以東)に関しては、東京スカイツリーをはじめとする親局と重複する局は全部記載しています。
宮城県に関しては出力1W以上の重複局を記載し、岩手・秋田・山形の3県と、静岡県西部に関しては、出力10W以上を記載しています。
それより遠くなる地域については、青森と富山の2県については100W以上の局のみ記載です。


上の表だとたくさんあって、よくわからないので、福島県内の重複分だけを分けてもみたのが下表(クリックで拡大)。
東京波重複一覧福島版

出力の大きい順に並べています。

福島市の笹森山にある親局の福島送信所が3000Wという大出力を持っており、
25chでFTV(福島テレビ、フジ系)日本テレビ
26chでTUF(テレビユー福島、TBS系)NHK-Eテレ東京
27chでFCT(福島中央テレビ、日テレ系)NHK-G東京

とそれぞれ重複しています。

親局に次いで、会津若松市の背炙山にある会津若松中継局も500Wという中継局クラスとしてはかなり強い出力を持っており、
16chでNHK-G福島TOKYO MX
18chでFTVtvk
22chでFCTTBS
30chでKFB(福島放送、テレ朝系)チバテレビ

とそれぞれ重複しています。

この他にいわき、会津田島、原町など10Wを越える局や、福島市近郊でも信夫や土湯など0.01Wの小規模局はあるものの、受信実験の結果わかったのは、やはり福島送信所と会津若松中継局の影響が大と考えられる結果でした。

では、受信結果に。


ていうか、2013年6月30日未明の磐梯吾妻スカイラインは、

最初こそ、「走り屋に煽られたら譲って逃げよう」とか、「おお、福島盆地の夜景キレイだな」とか余裕だったんだが、有料区間に入るだいぶ手前から標高1200mくらいまで、見通し10mあるのかどうかという酷い濃霧で、街灯もなければ通る車の明かりもないから、カーブの際まで行ってから此処がカーブだと気づいてハンドルを切るような状況で、死ぬんじゃねーかと本気で思うくらい、おっかない道だった。
真冬に中里と金木の間の339号で猛吹雪に遭った時以来の視界不良だった。。。



磐梯吾妻スカイライン(福島市)

余談ながらキョリ測によればスカイツリーから直線で226kmだそうだ。

天候は濃霧、気温は15℃、受信地点は、兎平と鳥子平の中間付近です。
高湯側から土湯側に進み、浄土平を越えた付近から復調し、兎平野営場付近、鳥子平付近、湖見峠など、断続的に良好に受信できる地点が存在していました。

【受信レベル(フルセグorワンセグor受信不可)】
NG東36NE33NG前0
NHK-G東京:36、●NHK-Eテレ東京:33、●NHK-G前橋:9

NTV34EX51TBS0
日本テレビ:34、●テレビ朝日:51、●TBS:0

TX56CX46
テレビ東京:56、●フジテレビ:46

MX0
TOKYO MX(東京スカイツリー3kw波):0

TVS0CTC0tvk0
テレ玉(桜区0.5kW波):0、●チバテレビ(船橋0.5kW):0、●tvk(鶴見区1kW):0


ということで、

福島市でテレビ東京受信成功

吾妻山で、だけど。

フルセグ受信できたのは、テレビ朝日テレビ東京フジテレビの3波。
3波のいずれも、福島送信所や会津若松中継局と重複しない局という共通結果が。
また、近傍の信夫局や土湯局といった小規模局に混信で負けていないことも確認。


ほかにワンセグ受信となったのは、NHK-G東京NHK-Eテレ東京日本テレビの3波。
この3波は前述のとおり、3000Wの福島送信所の重複を受ける共通点があり、重複を受けないテレビ朝日テレビ東京フジテレビフルセグ復調可能なレベルを分ける結果になったと考えられそう。


一方で、八溝山ではフルセグ受信できたテレ玉を含め、独立局は全滅。
出力が弱いから、というのも理由だろうが、忘れちゃいけないのが、同様にレベル0に抑え込まれた東京スカイツリー10000W波のTBSの存在。

3000Wの福島送信所の重複を受けながらNHK-G東京NHK-Eテレ東京日本テレビワンセグ受信に至ったのに対し、TBSが重複を受けたのは500WのFCT会津若松中継局


どういうことかと地図で確認すると、笹森山の福島送信所からの波は、磐梯吾妻スカイライン東側の高山(1804m)に逓減させられているものの、背炙山の会津若松中継局の波は、猪苗代湖を越えて磐梯吾妻スカイラインまでダイレクトに届いているもよう。

以上より、重複局の存在の有無と、地形の関係によって、受信結果に差が生じたとみるべきでないだろうか。


まあ、それにしても、重複しててもワンセグで復調するとか、重複してなければ福島でも東京と同等の画質のフルセグ復調というのは、アナログ放送では考えられなかった現象。

こりゃ、異常伝搬時は普通に受信しちゃうでしょ?


この日が異常伝搬の日なのかどうか判別は明確につかないが、以下の地点でもテレビ東京ワンセグが復調したので列記しようと思う。

txfksm14

東北自動車道上り線吾妻PA⇒福島西インター付近で、断続的にレベル14で復調、
東北自動車道上り線210kmポスト付近(郡山市)で、極めて短時間ながらレベル18で復調、
・二本松市の岳温泉のファミリーマート付近で、断続的にレベル30以上でワンセグ復調、
といったあんばい。


うーん。
どのあたりまでスカイツリーの波は届いてるんだろうか?という疑問は尽きないが、スカイツリー移行して明らかに関東1都6県内での受信は向上したと感じる。

クルマで走りながら今までワンセグでしか映らなかった場所でフルセグ受信できるようになったりしているし、東北自動車道上り線だと、白河のみちのく橋の辺りからワンセグで受信(佐野藤岡手前とかところどころダメな場所はあるけど)できるようになったからなぁ。

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