小生が物心ついたころは全国各地にダートの国道があり、青森県内にもR338R394、海の向こうの北海道には道路地図最大手の昭文社に「オフ派が泣いて喜ぶダート」と称されたR336など、全国各地に多くのダート国道が存在していた。
しかし舗装化の勢いは予想以上に速く、気がついたら山形の国道458号が唯一となってしまった。
R458については秀逸なレポートがネット上に多数存在し、今さら記事化するのもどうかとは思うが、ダート国道を自分の運転で走った経験があるという自身の記録として残すことにした。

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2010年2月以来、ほぼ5年ぶりの更新再開である。十部一峠の写真はjpegデータ消失という事故のため、更新継続は絶望だと思っていたが、サルベージに成功したのだ。本当は、12年前に自分の親に消去された西表島舟浮の写真をサルベージ予定だったのだが、作業の結果、本命は復元できず、代わりに十部一峠のデータが蘇ってきたのである。
あらためて書いておこうと思うが、走行したのは2009年秋である。よって、現状とはだいぶ変わっていることも十分に考えられる。まさか、完全舗装なんかしてないとは思うが・・・


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舗装された峠に差し掛かると「大師峠」の標識が出てきた。どうやら、本来の大師峠はもう少し北西にある徒歩道のようだ。ここは、車道としての現代の大師峠ということか。
ところで書き始めたはいいが、いかんせん5年も前の話なので、だいぶ記憶が薄れてしまっている。当時のmixi日記を読み返すべく、久しぶりにログインを試みるのだが、パスワードの記憶を呼び出すのでまた一苦労であった(苦笑)


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大師峠を越えると、すぐにダートの復活で、寒河江側よりも幅員が狭くなってきて緊張感が高まる。こちらは慎重に進んでいるのだが、ブラインドカーブを抜けた先の直線をぶっ飛ばしてきたのが品川ナンバーのベンツのパパ。ガッガッガッガッガという動きから、砂利道でABSがかかったのがこちらから見てわかるほどで、なかなか止まらずぶつけられるところであった。ベンツに乗ってると態度までデカくなるのか、路肩に寄るのが怖いのか知らんが、車線の中央をどいてくれず、しびれを切らしてママが降りてきてベンツを寄せる誘導をしていた。きっと、肘折温泉の旅館に泊まりに来て、カーナビで東京まで案内させたら、こんな悪路に入っちまってパパはパニックママはイライラのパターンだろう。


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ところどころ、舗装が復活したりもしているが、落ち葉が路上に溜まっていたりと、およそ国道とは思えない舗装に感動である。あらためて、ダート国道458号は遺産としてこのまま保存してほしいと思う。90年代半ばまでは全国各地にあったダート国道が、20年も経たずに1路線まで減ったのだ。「北の国から」を見ていれば、'87初恋ではダートだった八幡丘のカーブが、11年後の'98時代では舗装されているのはお分かりだろう。都道府県道でもそのぐらい、90年代以降の舗装化の速度は速かったのだから、国道458号が未舗装で2010年代まで残っていたというのは奇跡だと思う。


5へ続く


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