以前、青森⇔弘前を高速道路で移動する際、便利なインターはどれかを分析したが、今回のテーマは、「青森一周」。

「青森一周」と言っても、ピンと来ないと思うけれど、意味はタイトルにある通り速いのは安代経由か、みちのく経由か?である。

この冬、津軽⇔南部を移動することが何回かあった。
いつもであれば県道40号とか国道394号で八甲田越えするところなのだが、冬季閉鎖される時期は、山越えは思うように使えない。

そこで、4号や7号をダラダラ走るのもかったるいので、高速を使うことにしたのだが、安代を回った方が速いのか、青森東まで走ってみちのく有料の方が速いのか?と、ETCゲートをくぐりながら考えてしまったのである。

さっそく、いつもの道路センサスの資料から、算出することにした。
ルートは下記の通り。

図1 青森高速一周ルート(クリックで拡大)
高速青森一周 (1)
ご覧のように、青森道東北道八戸道百石道路国道45号国道4号みちのく有料で、一周するルートを作った。

条件として、いつものように、平均旅行速度は上下平均値を求めている。
よって、本来は外回りと内回りで速度が違うのだが、データ簡素化のため、上下共通の数値として平均値を採用することにした。


上図をもとに、各インターチェンジ・主要交差点ごとに、距離・所要時間を計算した一覧表が下記である。

図2 青森高速一周距離・所要時間一覧表(クリックで拡大)
青森高速一周計算01
むぅ。
なんとも難解な表が出来上がってしまったぞ。



上の表を見ても、読者の皆様は「?」って感じだと思うので、次の表も作った。

それに、タイトルで安代経由か、みちのく経由か?なんて言っておきながら、この表では時計回りか、反時計回りか?になっているのも混乱をきたす原因であろう。
反省はするけれど、作り直しはしないのをご容赦願いたい。すまん。

津軽や秋田を基準に考えれば、安代廻りは反時計回りになるけれど、逆に南部を基準に考えれば、安代廻りは時計回りだったりするのである。
そういった、混乱を避けるため、時計回りと反時計回りにわけることにしたのだ。



さて、主な出発地点ごとに、時計回りで行った方が速いのか、反時計回りの方が速いのか、早見表にしたものが次の表である。

図3 青森高速一周距離・所要時間早見表(クリックで拡大)
青森高速一周計算02
ご覧のとおり。


大鰐弘前を出発地点にする場合を例に説明しよう。

所要時間を優先する場合、時計回りで進めば八戸北までは早く着く、という意味である。
逆に反時計回りであれば、八戸JCTまでは早く着く、という意味である。

走行距離を優先する場合、時計回りで進んだ方が八戸JCTまでは近い、という意味である。
逆に反時計回りで進んだ方が、南郷までは近い、という意味である。





こうしてあらためて計算してみると、意外な発見があったりして面白い。

むかし、八戸⇔弘前を安代経由で結ぶ「南軽号」を南部バスが運行していたことがあったが、速達コースとして安代廻りというのは正解だったのだ。
秋田県境・岩手県境・青森県境と県境を3回通過するので、心理的に遠そうな気がしていたが、青森・みちのく経由より速いんである。
ちゃんと計算してみるもんだね、と思った。

もちろん、冬期間でも解放されている広域農道なんかもあるので、そういった短絡コースを知っている人なら、違う結果も出てくるであろうから、あくまで目安として参考にしてもらえればと思う。



あと、図1に、細い線で一戸⇔野崎交差点までの国道4号の距離と平均旅行速度も載せてあるので、興味がある人は計算してみることをお勧めする。

三戸の「川守田」は、4号104号の立体交差の所で、五戸の「中ノ沢」は、4号454号の立体交差の所である。

青森から三戸へは、やっぱり天間から4号を延々と走り続けるのが正攻法なのか。

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