先日の「サバ読み」で触れた女性芸能人の話だが、Wikipediaを見ていたら、芸名と本名が同じだという。
三十路の僕の小学校1年生の時のクラスメイトの女の子と誕生日が同じで、青森県出身で、幼い頃の面影がそのまま伝わってくる女性芸能人は、芸名だけじゃなく本名も同姓同名だが、生年だけは5年違いなのだ。
まだ彼女がサバ読みしていると100%確定したわけじゃない。
青森県出身で同姓同名で幼い頃の面影がそのままで誕生日が同じだけど5歳下の別人の可能性もある。
とりあえず、シュウのAVを発見してしまった広介と正吉と純の流れが見たくて、「北の国から'95秘密」のDVDを見た。
「'95秘密」は内容の賛否が分かれる作品のようだが、この作品からハイビジョンに変わったことで、前作以上に富良野の自然の美しさが鮮やかに伝わってくる。
「'89帰郷」で純が傷害事件、「'92巣立ち」でアイコの流産と五郎の重傷、「'98時代」で草太の事故死、などある中で、「'95秘密」には人が死ぬとか大けがをするという話がないのも、異彩を放っているように思う。
・・・・・・「北の国から」を見ていると、やはり富良野に行きたくなる。
そして、計算がしたくなる。
「'95秘密」では、結婚式に臨むれいちゃんに逢おうと、純が道央道を飛ばして札幌に行く場面が出てくる。
駆け落ちする蛍を助手席に乗せ、夜の国道38号を新得駅まで走るシーンや、五郎と共に夜通し狩勝峠を越えて根室の落石まで行くシーンもある。
蛍に「コイツがあんまり飛ばすもんだから」と言う五郎に、純が「8時間だぜ！」という台詞を聞いて、やっぱり計算することにした。
「'95秘密」の放送当時、道東道はまだ開通していなかった。
それどころか、国道274号だって穂別と日高の間が開通したのは1991年である。
本州からクルマで上陸した「北の国から」ファンは、滝川から根室本線沿いに国道38号で北から入るか、日高の富川から沙流川沿いに金山を越えて国道237号南から入るかの2ルートだったものが、選択肢が増えたのだ。
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�〇ニ擒良拯斌�
まずは道都・札幌と富良野の間で比較。
北陸・近畿方面から小樽航路で北海道に上陸する場合、札樽道を利用することになるので、ちょうど分岐点となる札幌JCTを基準に比較してみた。
札幌や小樽の場合、富良野へは滝川ICを利用する方が距離的にも所要時間でも有利なようだ。
そういえば「'98時代」で、草太兄ちゃん(岩城滉一)が「飛ばせば2時間だ」と、蛍を札幌まで送って行く描写があった。
八幡丘から富良野まで降りて、インターから札幌市街の目的地まで走る分も合わせれば、「飛ばせば2時間」というのは理にかなった数字だろう。
当然ながら、札幌からは、富良野より北に位置する中富良野や上富良野に行くにも、滝川ICが速達するということになる。
�∋ニ擒瞭酩拯斌�
次は南富良野の幾寅で比較。
「北の国から」の舞台ではないけれど、昨年亡くなった高倉健さん主演の映画「鉄道員」の幌舞駅のモデルだ。
札幌から南富良野の場合は、道東道 占冠ICで降りて国道237号を北上し、金山湖沿いに道道465号で向かう方が、逆転した。
平成22年版道路交通センサスの調査時には道東道が占冠まで繋がっていなかったので、例によって既開通区間の平均値を代入して求めた推計値ではあるが、距離で40kmほど短絡効果があるので、占冠ICが有利だと言ってよいだろう。
��千歳⇔富良野
次は、新千歳空港からレンタカー組をターゲットに、道央道 千歳ICから富良野までの比較。
これまた占冠ICに軍配。
「北の国から」ロケ当時は道東道がなかったので、旭川空港ではなく新千歳を使っていればスタッフや出演者は滝川経由で富良野入りしていたかもしれない。
中富良野や南富良野へも、千歳からは占冠ICに速達性ありとみられる。
�て兢�牧東港(厚真IC)⇔占冠IC
千歳恵庭JCTより南に位置する苫小牧東ICからも、富良野へは占冠IC利用が便利というのはわかる。
しかし、道央道まで距離がある苫小牧東港に着いた場合を考えると、日高道で富川まで行き、沙流川沿いに国道237号を北上というのも選択肢に挙がってくる。
苫小牧東港最寄りのインターチェンジである厚真ICから占冠ICまでを比較すると、5分ほど所要時間が長くなるが日高道利用の方が23kmほど短縮していることがわかる。
苫小牧西港には歴史的に古くから存在する八戸、仙台・名古屋、大洗の各航路が就航しているのに対し、後発の新潟・秋田・敦賀航路は苫小牧東港発着となる。
西港発着の場合、道東道で行くのがベストだが、東港なら日高道も有力な選択肢になるのだ。
特に、沼ノ端以東の日高道は無料高速なので、高速料金の節約を考えれば、日高道はオイシイ選択肢となる。
以上のように、本州以南から富良野に向かう場合、小樽港、新千歳空港および苫小牧西港、苫小牧東港のいずれかを利用するパターンごとに異なる最短ルート結果が出る。
本当はゆっくり観光名所を巡りながら行くのがベストだが、休暇が長くとれず強行スケジュールになる場合の参考になればと思う。
�ネ消未箸いΔ�蛇足というか 麓郷⇔落石
純が五郎を乗せて落石まで行ったルートは定かでないが、麓郷から道道253号で国道38号に出て釧路まで行き、国道44号に走り継ぎ、道道953号と道道147号、道道1123号で落石まで行く場合を計算してみた。
1995年当時の道路交通センサスがないので当時の平均旅行速度はわからない。
平成22年版であれば、麓郷から落石まで、夏道でいっさい休憩しないで6時間弱かかる。
「'95秘密」では冬に行っているので、雪道で速度が出せない事情もある。
下道350kmもの長丁場で休憩をしないというのも考えにくいし、雪道の低速走行、道東方面の地理にそれほど詳しくないであろう純の土地勘(2002遺言までには詳しくなっていそうだが・・・)などを考えれば、飛ばして8時間というのもなかなかリアルな数字だと思う。
もっとも、純がいっさい休憩せず走行し、やたら道東方面に詳しくて、十勝の農道など短絡路を駆使して8時間だと仮定すれば、飛ばさないで安全運転で行ったことになる。
もし安全運転で行ったのであれば、五郎の「コイツがあんまり飛ばすもんだから」の台詞に込められた意味が、かえって深いもののようにも思えてくる。
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三十路の僕の小学校1年生の時のクラスメイトの女の子と誕生日が同じで、青森県出身で、幼い頃の面影がそのまま伝わってくる女性芸能人は、芸名だけじゃなく本名も同姓同名だが、生年だけは5年違いなのだ。
まだ彼女がサバ読みしていると100%確定したわけじゃない。
青森県出身で同姓同名で幼い頃の面影がそのままで誕生日が同じだけど5歳下の別人の可能性もある。
とりあえず、シュウのAVを発見してしまった広介と正吉と純の流れが見たくて、「北の国から'95秘密」のDVDを見た。
「'95秘密」は内容の賛否が分かれる作品のようだが、この作品からハイビジョンに変わったことで、前作以上に富良野の自然の美しさが鮮やかに伝わってくる。
「'89帰郷」で純が傷害事件、「'92巣立ち」でアイコの流産と五郎の重傷、「'98時代」で草太の事故死、などある中で、「'95秘密」には人が死ぬとか大けがをするという話がないのも、異彩を放っているように思う。
・・・・・・「北の国から」を見ていると、やはり富良野に行きたくなる。
そして、計算がしたくなる。
「'95秘密」では、結婚式に臨むれいちゃんに逢おうと、純が道央道を飛ばして札幌に行く場面が出てくる。
駆け落ちする蛍を助手席に乗せ、夜の国道38号を新得駅まで走るシーンや、五郎と共に夜通し狩勝峠を越えて根室の落石まで行くシーンもある。
蛍に「コイツがあんまり飛ばすもんだから」と言う五郎に、純が「8時間だぜ！」という台詞を聞いて、やっぱり計算することにした。
「'95秘密」の放送当時、道東道はまだ開通していなかった。
それどころか、国道274号だって穂別と日高の間が開通したのは1991年である。
本州からクルマで上陸した「北の国から」ファンは、滝川から根室本線沿いに国道38号で北から入るか、日高の富川から沙流川沿いに金山を越えて国道237号南から入るかの2ルートだったものが、選択肢が増えたのだ。
�〇ニ擒良拯斌�
まずは道都・札幌と富良野の間で比較。
北陸・近畿方面から小樽航路で北海道に上陸する場合、札樽道を利用することになるので、ちょうど分岐点となる札幌JCTを基準に比較してみた。
道央道 滝川経由：距離=134.3km、日中12時間平均所要時間=1時間50分39秒
道東道 占冠経由：距離=157.3km、日中12時間平均所要時間=2時間10分33秒
道東道 占冠経由：距離=157.3km、日中12時間平均所要時間=2時間10分33秒
札幌や小樽の場合、富良野へは滝川ICを利用する方が距離的にも所要時間でも有利なようだ。
そういえば「'98時代」で、草太兄ちゃん(岩城滉一)が「飛ばせば2時間だ」と、蛍を札幌まで送って行く描写があった。
八幡丘から富良野まで降りて、インターから札幌市街の目的地まで走る分も合わせれば、「飛ばせば2時間」というのは理にかなった数字だろう。
当然ながら、札幌からは、富良野より北に位置する中富良野や上富良野に行くにも、滝川ICが速達するということになる。
�∋ニ擒瞭酩拯斌�
次は南富良野の幾寅で比較。
「北の国から」の舞台ではないけれど、昨年亡くなった高倉健さん主演の映画「鉄道員」の幌舞駅のモデルだ。
道央道 滝川経由：距離=175.5km、日中12時間平均所要時間=2時間32分30秒
道東道 占冠経由：距離=134.2km、日中12時間平均所要時間=1時間47分38秒
道東道 占冠経由：距離=134.2km、日中12時間平均所要時間=1時間47分38秒
札幌から南富良野の場合は、道東道 占冠ICで降りて国道237号を北上し、金山湖沿いに道道465号で向かう方が、逆転した。
平成22年版道路交通センサスの調査時には道東道が占冠まで繋がっていなかったので、例によって既開通区間の平均値を代入して求めた推計値ではあるが、距離で40kmほど短絡効果があるので、占冠ICが有利だと言ってよいだろう。
��千歳⇔富良野
次は、新千歳空港からレンタカー組をターゲットに、道央道 千歳ICから富良野までの比較。
道央道 滝川経由：距離=169.1km、日中12時間平均所要時間=2時間14分26秒
道東道 占冠経由：距離=132.5km、日中12時間平均所要時間=1時間53分51秒
道東道 占冠経由：距離=132.5km、日中12時間平均所要時間=1時間53分51秒
これまた占冠ICに軍配。
「北の国から」ロケ当時は道東道がなかったので、旭川空港ではなく新千歳を使っていればスタッフや出演者は滝川経由で富良野入りしていたかもしれない。
中富良野や南富良野へも、千歳からは占冠ICに速達性ありとみられる。
�て兢�牧東港(厚真IC)⇔占冠IC
千歳恵庭JCTより南に位置する苫小牧東ICからも、富良野へは占冠IC利用が便利というのはわかる。
しかし、道央道まで距離がある苫小牧東港に着いた場合を考えると、日高道で富川まで行き、沙流川沿いに国道237号を北上というのも選択肢に挙がってくる。
道東道 夕張経由：距離=113.7km、日中12時間平均所要時間=1時間22分37秒
日高道 日高富川経由：距離=90.9km、日中12時間平均所要時間=1時間27分42秒
日高道 日高富川経由：距離=90.9km、日中12時間平均所要時間=1時間27分42秒
苫小牧東港最寄りのインターチェンジである厚真ICから占冠ICまでを比較すると、5分ほど所要時間が長くなるが日高道利用の方が23kmほど短縮していることがわかる。
苫小牧西港には歴史的に古くから存在する八戸、仙台・名古屋、大洗の各航路が就航しているのに対し、後発の新潟・秋田・敦賀航路は苫小牧東港発着となる。
西港発着の場合、道東道で行くのがベストだが、東港なら日高道も有力な選択肢になるのだ。
特に、沼ノ端以東の日高道は無料高速なので、高速料金の節約を考えれば、日高道はオイシイ選択肢となる。
以上のように、本州以南から富良野に向かう場合、小樽港、新千歳空港および苫小牧西港、苫小牧東港のいずれかを利用するパターンごとに異なる最短ルート結果が出る。
本当はゆっくり観光名所を巡りながら行くのがベストだが、休暇が長くとれず強行スケジュールになる場合の参考になればと思う。
�ネ消未箸いΔ�蛇足というか 麓郷⇔落石
純が五郎を乗せて落石まで行ったルートは定かでないが、麓郷から道道253号で国道38号に出て釧路まで行き、国道44号に走り継ぎ、道道953号と道道147号、道道1123号で落石まで行く場合を計算してみた。
麓郷⇔落石：距離=352.0km、日中12時間平均所要時間=5時間53分22秒
1995年当時の道路交通センサスがないので当時の平均旅行速度はわからない。平成22年版であれば、麓郷から落石まで、夏道でいっさい休憩しないで6時間弱かかる。
「'95秘密」では冬に行っているので、雪道で速度が出せない事情もある。
下道350kmもの長丁場で休憩をしないというのも考えにくいし、雪道の低速走行、道東方面の地理にそれほど詳しくないであろう純の土地勘(2002遺言までには詳しくなっていそうだが・・・)などを考えれば、飛ばして8時間というのもなかなかリアルな数字だと思う。
もっとも、純がいっさい休憩せず走行し、やたら道東方面に詳しくて、十勝の農道など短絡路を駆使して8時間だと仮定すれば、飛ばさないで安全運転で行ったことになる。
もし安全運転で行ったのであれば、五郎の「コイツがあんまり飛ばすもんだから」の台詞に込められた意味が、かえって深いもののようにも思えてくる。
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