東京⇔青森間の一般道最速ルートの計算をするにあたり、本来は東京からスタートするのだろうけれど、関東平野はあまりにも選択肢が多いので、逆に青森から南下する形で進めていきたい。

東京⇔青森 国道4号 直線【画像はクリックで拡大します(未開通区間も含む)】

青森から東京へ南下する直線上で、最初に見えてくる都市は青森県民にとってもなじみ深い、秋田県大館市である。
まずは大館を目指すところから始めたいが、大館の次の角館へのアプローチを考えると、鹿角を経由するのもアリかもしれない。
青森と秋田の県境は、白神山地が岩木川水系(青森)と米代川水系(秋田)を隔てていて、海沿いに深浦から能代に抜ける国道101号から東において、越えるべき峠の選択肢が少ない。
それこそ悪路の林道なんかも含めれば何本もあるのだろうが、普通に考えれば国道7号 矢立峠で大館に抜けるか、国道282号 坂梨峠で鹿角に抜けるかの二択ということになる。
そこで今回はひとまず、青森市から、矢立峠と坂梨峠へ道が分かれる直前の旧碇ヶ関村の碇ヶ関ICまでで計算を行うことにする。
矢立峠を選ぶか、坂梨峠を選ぶかは、次回だ。

碇ヶ関までは東北道が寄り添っているので、気が変わったらエスケープもできるが、ここから大館方面に向かう場合は、しばらく東北道とは距離を置いて旅をすることになる。
ある意味、一般道だけで青森から東京へ行くという旅程の壮大さに、最初に緊張感を覚えるのが碇ヶ関かもしれないと思っている。

では、碇ヶ関⇔青森間の路線図をからみてみよう。


碇ヶ関⇔青森 図
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青森市の南には八甲田の山塊が聳えているので、それを西方に避け、津軽平野の南東部を縦断して行くルートを取ることになる。
青森平野から津軽平野に抜けるには、国道7号 大釈迦峠か、青森県道27号が活躍する。
前者は羽州街道で、後者は青森の安方で揚がった陸奥湾の魚を弘前に早く届けるために切り開かれた豆坂街道を前身としている。

このどちらを経由しても、最初にたどり着く浪岡から、また道が二手に分かれる。

一つは弘前を経由する国道7号で、もう一つは東北道に並行して黒石を経由する青森県道13号だ。
両者が再合流するのは大鰐町の鯖石で、鯖石以南は平川に沿って碇ヶ関まで国道7号の一本道だ。

ざっくり 2×2=4 通りの組み合わせ次第で、距離や所要時間が変動するが、結果は下記のようになった。

碇ヶ関⇔青森 表
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青森市長島1の国道4号・7号接続点から出発の場合、計算上の最速ルートは、国道7号 大釈迦峠を経由して、沢田交差点から浪岡バイパスの旧道である青森県道285号に分岐し、浪岡から青森県道13号で大鰐町鯖石に出て、国道7号で南下というのが最速のようだ。

無料高速は使用可能だが、有料道路は使用不可というルールなので、青森空港有料道路を使えない青森県道27号ルートが敗北した。
国道7号 大釈迦峠経由ルートとの所要時間差は30秒以内、距離で2kmの敗北である。

青森→東京の場合、大谷の市道を利用して青森空港有料道の無料通行が可能だが、その逆の場合は使えないので、浪岡ダムを経由する方の青森県道27号ルートでの計算になったのが影響しただろう。
また、本来は短絡である浪岡市街地を抜ける旧道部分が道路交通センサスの対象外になっているので使用していない。
その旧道と農道を駆使すればだいぶ短絡できるのは知っているが、東京⇔青森という膨大なデータを使用しないといけないので、今後もセンサス対象外の農道や市町村道は除外していきたい。
ただ、無料高速に関してのみ、センサス公表後の開通区間については最寄りの開通済区間の数値を推計値として代入する手法は取って行く予定だ。



いずれにせよ、国道7号は弘前を経由する際に西へ大きく迂回しているのに対し、大鰐から浪岡へ津軽平野を縦断する青森県道13号が4km程度の短絡路になっているのが大きい。

青森県道13号も、黒石市街地を抜けたりと、特に浅瀬石川以北で流れがあまり良くない気がする。
平川市はほぼバイパスが整備され快走路となっているが、鯖石と吹上の間の現道は昔ながらの集落内を抜ける道路なので、速度が出にくい道路だと僕は認識している。



とりあえず、碇ヶ関⇔青森は

碇ヶ関<国道7号>鯖石<青森県道13号>浪岡<青森県道285号(旧国道7号)>沢田<国道7号>青森長島


計算上の最速ルートとしたい。



次回は角館⇔碇ヶ関

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