東京⇔青森の一般道最速ルートを計算するにあたり、終点の青森側から南下しながら計算をしてきて、前回までに福島県境(白河、田島)までの計算を終えている。


国道121号で、田島の山王トンネルで栃木・福島県境を通過する場合、栃木県内のルートの検討が複雑になる。
白河の場合、国道4号で宇都宮の新4号を目指す1本道を南下であろうと推測され、実際にそのようだが国道121号で来た野岩羽ルートもいずれは国道4号に合流しなくてはならない。

今回は、国道121号川治・鬼怒川温泉経由で今市(現日光市)まで頑なに走るケースを想定し、新4号国道 東京方面に最速でアクセスするルートを計算する。

有料道路を使わないルールなので、鬼怒川道路龍王峡ラインは使わず国道121号の現道1本道で南下することになり、短絡路になりうる候補路線としての栃木県道279号という選択肢が与えられる地点が、今市市街地の北に位置する轟工業団地入口交差点だ。

よって、今回は国道121号栃木県道279号が接続する今市の轟工業団地入口交差点を基点とし、新4号国道で東京方面への最速ルートを計算することを目的にする。

青森から南下を始め、大館から盆地と峠を繰り返してきた旅で、津軽平野以来の平野が広大な関東平野になる。
まあ、複雑怪奇な計算になった。
文章で説明するより、地図で説明しよう・・・

新4号⇔日光 今市 最速ルート図
【画像はクリックで拡大します】


ご覧のとおり、利用する路線の組み合わせ数が膨大になるので、一つ一つ言及するのはやめておきたい。
要点をまとめようか。

宮環(宇都宮環状道路)は北・東側で通過がベスト。南・西側は低速で通過に不向き。
・宇都宮の都心を抜けるルートは、宮環を大回りする以上のタイムロスになる。
距離で最短になるのは、小山市の出井から複数の国道県道を縫い合わせて鹿沼経由で今市へ北上するルートだが、鹿沼市街地の通過で時間がとられる。
国道119号 宇都宮北道路は一般道で全国初の制限時速80kmの区間が存在する。
・当然ながら今市の市街地で国道をトレースするより、栃木県道279号に短絡性があった。



うん。
新4号国道が最強・最速。
東京方面からは、新4号に宮環と宇都宮北道路でリレーし、栃木県道279号に乗り継ぐのが、国道121号沿線の鬼怒川・川治温泉および藤原方面への最速ルートになるようだ。

具体的な数値は下表を。

新4号 今市 表
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宇都宮や鹿沼市、栃木市、小山市周辺の道路を色々と計算したが、そんな苦労を呆気なく破るかのような新4号国道の速さよ・・・
遠回りする一桁国道となれば、短絡路の県道に所要時間で負けるのが基本的な傾向であり、そういった抜け道を地図上から探すのが地理屋の楽しみの一つでもあるのだが、新4号国道「『急がば回れ』という諺を知らんのか」と嘲笑っているかのようだ。

誰かが新4号国道のことをときどき信号がある高速道路と言っていたが、本当に速い。




で、順番を飛ばした田島の山王峠から轟工業団地までの距離と所要時間が気になるところだろう。

会津方面から山王峠を越えてきた場合、国道400号で那須塩原に抜け、今市を経由せずに国道4号に入るルートもある。

その辺については次回とし、田島および白河から宇都宮を計算することにする。

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