この日記は2011年に作成したものを再編集したものです。


山陰029
前回の続きより)

第38番目に訪問を果たした島根県出雲大社は雨だった。
縁結びの神様だということで、御利益にアヤカウィルソンじゃなくてあやかろうという女子がいっぱい。

おみくじを引いてこようと思ったが、おみくじどこにあるのか分からず、ほんず内閣初の出雲大社公式参拝は終了。
(この翌年に妻と出逢うのだから出雲大社にはいつかまた参拝せねばならない。)


ところで、境港から中海の大根島経由で斐伊川左岸沿いに松江市内に入り、宍道湖北岸を縫うように一般道ばかり走っていたせいか、出雲大社に到着したのが夕刻だった。

このためおみくじばかりか出雲そばも食い損ねる。

どの店に入っても竹内まりやのサインが飾ってあるという噂は本当だろうか確認したかったのに。


出雲大社からは民主党政権下で無料実験中だった山陰自動車道で戻ることにしたが、松江のホテルに着く頃には警報が出るレベルの土砂降り。

ホテル近くの郷土料理居酒屋・明島に入って、カウンターで地魚のお刺身盛りや地鶏の唐揚げと、宍道湖名物しじみバターを食う。
美味い。
一人で6,000円分も飲み食い。
しじみだけは、十三湖や小川原湖の方がでかいし美味いかな。

そして寝る。
翌朝、いよいよ益田で結婚式の当日だ。
松山千春を聴きながら、山陰自動車道国道9号石見銀山へ。

島根が誇る世界遺産だす。

山陰030
石見銀山のある大森集落
地元では石見銀山ってより、大森銀山って呼ぶみたい。
田んぼと茅葺屋根、日本の美しい田舎の原風景ですなぁ。


山陰031
大森の集落から龍源寺間歩までは自転車なら15分というふれ込みなので、レンタサイクルを。
おばちゃんに「電動にしますか?」と聞かれるが、「ギアあれば普通のでいいです」と答えたら来たのがこのママチャリ。
電動にすべきだったのに…。


山陰032
まずは、大森の五百羅漢へ。
内部は写真撮影できないので、現地へどうぞ。
南無阿弥陀仏を唱えてきた。

ここから、龍源寺間歩への過酷なアップヒルが始まろうとは。






ぜぇぜぇ。

ぜぇぜぇ。




♪登り坂も気にはならない
(きちぃ)
♪だって僕にはこいつがある
(歩いた方が楽かも)
♪ニュー・モデルのMY自転車
(だいぶ逝かれたママチャリだ)
♪画期的な5段変速、5段変速、5段変速〜
(きょーび21段変速とか普通だから)


出典:松山千春「MY自転車」
>千春なんでこんな歌を作ったんだ?


山陰033
どうでもいいけど、ママチャリの画期的な3段変速ではまるで役に立たなかったので、素直に電動をお勧めする。
体力に物を言わせて何とか登りきって到着した、龍源寺間歩の入口。

そういえば3日以上経っても筋肉痛がまだ来てないが(爆)


山陰034
残念なことに、観光バスから大挙して降りてきた関西弁のジジババダンサーズ御一行様に捕まり、見物がままならない。

鉱山跡としてなら、子供のころ見に行った秋田のマインランド尾去沢の方がすごい印象。
洞窟としてなら、子供のころ見に行った岩手の龍泉洞の方がすごい印象。


山陰035
龍源寺間歩を抜けると、ずいぶんと古い石垣が。
集落跡の入口。


山陰036
チャリンコに戻り、今度はダウンヒル。
石州瓦の集落が谷底の平地に詰まってる。


山陰037 山陰038
大森の集落まで戻り、御前そばにて石見名物の割子(わりご)そばをたぐるぞー。
遠野にあるひっこそばみたいに、そばが段積みになってる。
ずるずる。
あぁ、こういうのがぜいたくって言うんだよねきっと。

こうして世界遺産・石見銀山の見物終了。



目的地の益田へ、またひたすら国道9号と無料開放中の江津道路を走る。
大田、江津、浜田と茶褐色の石州瓦が立ち並ぶ石見の小都市を抜けて行く。

石州瓦が目を引く以外は、やっぱり日本海側の景色ってどこか似てる。
北海道の江差や上ノ国っぽい海岸だと思ってると、深浦の追良瀬みたいな河口や、山形の温海みたいな街並みが山陰にもあった。


山陰039
そして到着、山陰本線・益田駅

松江から石見銀山経由で200kmくらい走ってたはずだが、あっという間。
知らない道を走るのはたのしいね、はっはっは。

飛行機で来た大学時代の学友を萩・石見空港でピックアップして、式までの間、益田市内をぶらぶら。
小さい街だけど、色々見どころはあるようで。


山陰040

柿本人麻呂ゆかりの柿本神社に公式参拝。
休みの日はこんなところでボサーっと本読みたいなっていう風情のあるところだった。
僕は文学に興味があるからね。

柿本人麻呂ってどんな歌を詠んだのか全然覚えてないんだけどさ。

おみくじは末吉だった。
そして、披露宴会場に移動。


(中略)


山陰042
キャンドルサービス。

新郎は豪快で面白い奴だったのだが、その親父さんもまた面白い人で、「最高の結婚式ですね」と言ったら「また機会があれば是非」と仰っていた。


山陰041
とびきり美味かったのは、浜田港で水揚げされたという伊勢海老

房総や伊豆でも食べたことがあるが、島根の伊勢海老は種類が違うんじゃないかと思うくらい、うまい。
東京都内の式場より、メシはやっぱり美味いね!


山陰043二次会は益田駅近くの居酒屋。
地方都市の、個人経営の居酒屋は良いね~。

都内の結婚式だと、二次会はホテルやバーの立食バイキングという場合が多く、ガストのオードブルやサイゼリアのパスタの方がはるかに美味いという残念な会場も多いけれど、今回はちゃんとした居酒屋なので飯も酒も美味かった。

結婚式は、都会より田舎に限る!

それにしても益田で、
田酒 純米大吟醸・斗壜取
が飲めるとは。
青森出身ということで、開封して飲ませていただいた。
うーん。青森でも飲んだことないぞ。

なんという貴重な経験!



山陰044
〆は、大学の学友同士で近くのラーメン店・天大へ。

学生時代、テスト前の勉強を誰かの家に集まってやったあと、ラーメン街道に繰り出して夜食をとった思い出話に花が咲く。
こうして、大学時代の思い出はまた一つ遠くなり、益田の夜は更けていった。


39番目の都道府県・山口県へ続く。

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