当ブログでは国土交通省の「平成22年度道路交通センサス」で遊び始めて1年半が経とうとしているが、最初期に函館⇔留萌の最速ルート計算を行った際に、寿都・小樽廻りより国道230号(中山峠)ルートで札幌都心を縦断する方が速いだろうという答えをだした。

だが、どうしても、もう一回、寿都・小樽ルートに敗者復活のチャンスをと思う。

寿都・小樽ルートの強みは何と言っても長万部以北において圧倒的に交通量が少ない事と、札幌都心を回避できることである。


前回、中山峠からダイレクトに札幌都心に入る国道230号ルートに対し、寿都・小樽ルート札樽間と札幌郊外の通過に時間がかかってしまった。
これを何とかできれば、再逆転もないだろうかと、銭函と石狩の間でルートの再検討をしたのである。

◆ 銭函・手稲・石狩付近図

銭函石狩通過経路
【地図はクリックで拡大します】


前回は、普通に国道5号国道337号を辿るルートで計算したのだが、銭函と石狩の間には他にも有力なルートがいくつかあるのである。

まず、小樽市の銭函駅付近。
詳細は上の地図を見て頂くとして、銭函1丁目から銭函3丁目まで海沿いの道道225号を走った方が、国道5号・337号より所要時間では僅か13秒ながら距離で0.8km短縮できる。

これだけでも短縮効果は出ているが、さらにもう一つ。
新港西3丁目から海沿いを北上するルート。
こちらもまた、国道337号との重複区間を経て出現する道道225号である。
いわゆる小樽石狩通というやつで、花畔の北に抜けてしまう。


道道225号が海沿いに抜けていくのに対し、手稲から花畔まで内陸を一直線に抜ける手稲石狩通こと道道44号も伏兵になるか。

海辺を行く道道225号、従来の国道5号・337号、内陸の道道44号、主にこの3ルートで比較したのである。


小樽銭函1石狩新港東ルート比較表


経由ルート距離平均旅行速度所要時間
道道225号(小樽石狩通)19.4km43.1km/h27分02秒
国道337号20.5km41.7km/h29分30秒
道道44号(手稲石狩通)21.4km38.6km/h33分14秒
やっぱり。

道道225号(小樽石狩通)ルートは花畔より北、日本海沿いの国道231号(オロロンライン)で留萌方面に行く場合において従来より2分以上の短絡効果が出た。

オロロンライン以外のルート−たとえば国道275号で北上する予定の場合なら、小樽石狩通ではなく国道337号をそのまま進めばよい。

これでもまだまだ中山峠・札幌都心縦断ルートに計算上は追いつかない事になっているが、予期せぬ渋滞の発生確率は札幌都心を抜けるより低いだろう。

札幌以北のルートは他にもあるので、短絡可能な道道225号を発見したところで、結論は先に延ばしたい。

札樽道 手稲ICのフル化はなかなか意義がありそう。

札樽自動車道手稲ICは2015年現在、札幌方面から手稲へ向かう車両の出口と、手稲から札幌方面へ向かう車両の入口しかないハーフICである。

これに、手稲から小樽方面へ向かう車両の入口を増設する工事が2016年度から開始され、完成後はスリークォーターICになるが、小樽方面から来て手稲で降りる車両の出口の工事は先送りになっている。
北海道建設新聞によれば、住宅や公園の用地買収がネックのようだ。

実現するのは先になりそうだが、フル化が実現すれば、手稲ICから道道44号(手稲小樽通)に接続するというルートが新たに生まれる。


経由ルート距離平均旅行速度所要時間
銭函IC・国道337号16.3km40.1km/h24分23秒
手稲IC・道道44号17.3km53.4km/h19分25秒
フルIC化が実現すれば、距離は1kmほど遠回りになるが、銭函ICから花畔までの所要時間は手稲ICを利用した方が5分短縮できる。

将来的に後志自動車道が余市・倶知安・長万部へと南下延伸して大短絡路になっていくのを考えれば、手稲ICのフル化は必要な事業になるだろう。


今回はこんなところまでとしよう。

引き続き、札幌周辺の通過ルートの再検討や、札幌以北のルートの比較検討を行う予定だ。

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