前回の記事で、札幌都心を南北縦断するには国道230号より豊平川通こと真駒内篠路線に速達性があることを確かめた。
石狩川右岸を行く国道275号、石狩川左岸を行く国道12号や道央自動車道へ最速でリレーするルートを計算する前に、今日は国道453号について分析を加えたい。
国道453号は、札幌市と伊達市を結ぶ。
伊達市は、洞爺湖町に隣接する噴火湾沿いの都市だ。
起点と終点の地名だけ聞くと、札幌から洞爺湖に出る国道230号の代わりにも使えそうな並行道路の雰囲気があるが、実際のところは支笏湖方面へ迂遠する道路なので、道南⇔道央の短絡路としては不向きだ。
それでも、札幌市内に限って言えば豊平区から南区石山付近にかけて国道230号と近いところを走っていて、代替路として検討をする余地がありそうだ。
今回は南の方から順に、路線の比較を行った。

地図はクリックで拡大します
石山1-6⇔真駒内上町1での比較
中山峠方面から定山渓を経て札幌都心を目指してきた国道230号は、南区の石山1-6交差点までは概ね豊平川沿いの1本道である。
石山1-6交差点では、石山大橋開通前の旧国道230号である札幌市道の通称・平岸通が分岐する。
旧国道230号(平岸通)を進むと、石山1-2交差点で国道453号に接続できる。
だが、残念なことに旧国道230号(平岸通)は道路交通センサスの対象外の道路だ。
この旧国道230号(平岸通)を用いて計算することにしたが、センサス対象外路線である以上、あくまで当ブログの推計値での話になる。
勝手ながら、石山1-6交差点から石山1-2交差点までの距離は2.1km、上下線平均旅行速度は30.0km/hと仮定した。
※よくみたら最下段に掲載されており、仮定値と同じ30.0km/hでした。
国道453号ルートは、旧国道230号(平岸通)と石山1-2以北の国道453号を使用して真駒内上町1交差点まで向かう。
ただし、国道453号には石山1-2交差点という区切りがない。
そのためやむを得ず、真駒内上町1交差点までの国道453号の平均旅行速度は、真駒内上町1交差点⇔常盤6-1の数値(38.8km/h)を用いる。
もう一方の比較対象路線であるが、国道230号と道道82号西野真駒内清田線(五輪通)だ。
現道の国道230号を川沿アンダーパス立体交差まで進み、五輪大橋で真駒内上町1交差点に行くルートである。
こちらは、H22道路交通センサスの値をそのまま使用している。
石山1-6⇔北1条西1ルート比較表
……2秒差。
まあ、あくまで推計値での計算である。
それに、国道453号の平均旅行速度は、郊外寄りの常盤方面の数値を使用したのだ。
郊外の数値は高速になる傾向があるので、実際の平均旅行速度はもう少し遅いだろう。
おそらく、旧国道230号(平岸通)を使うより、国道230号(石山大橋)と五輪通(五輪大橋)で行く方が、石山1-6⇔真駒内上町1では速いだろう。
川沿アンダーパス⇔平岸での比較
さて、札幌市南部を放射状に走る主要道路を結ぶ路線として、道道453号西野白石線(白石藻岩通)と道道89号札幌環状線(環状通)がある。
この2路線に向かう場合はどうか。
川沿アンダーパス立体交差を起点に、五輪大橋経由で国道453号を使うルートと、国道230号を南35西11まで走って豊平川通を使うルートを比較した。
川沿アンダーパス⇔平岸3-14ルート比較表
まずは、道道453号(白石藻岩通)に接続する平岸3-14交差点までの比較だ。
ご覧の通り、距離だと国道453号に分があるが、いかんせん流れが悪い。
流れの速い豊平川通に負けてしまった。
次は、道道89号(環状通)に接続する平岸2-9までの比較。
川沿アンダーパス⇔平岸2-9ルート比較表
これまた豊平川通の方が速いという結果。
なるほど。
国道230号中山峠方面から東西に走る道道453号(白石藻岩通)や道道89号(環状通)に出るにしても、真駒内篠路線か。
以上のように、国道453号を使うことで短絡性があるとは考えにくい結果になった。
豊平川通(南行)を来た場合、真駒内本町4の交差点を左折して国道453号に出たくなるような線形だが、急がば回れか、素直に南35西11に出る方が速いようだ。
豊平川通(真駒内篠路線)、速し。
国道453号、出る幕なしか。
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石狩川右岸を行く国道275号、石狩川左岸を行く国道12号や道央自動車道へ最速でリレーするルートを計算する前に、今日は国道453号について分析を加えたい。
国道453号は、札幌市と伊達市を結ぶ。
伊達市は、洞爺湖町に隣接する噴火湾沿いの都市だ。
起点と終点の地名だけ聞くと、札幌から洞爺湖に出る国道230号の代わりにも使えそうな並行道路の雰囲気があるが、実際のところは支笏湖方面へ迂遠する道路なので、道南⇔道央の短絡路としては不向きだ。
それでも、札幌市内に限って言えば豊平区から南区石山付近にかけて国道230号と近いところを走っていて、代替路として検討をする余地がありそうだ。
今回は南の方から順に、路線の比較を行った。

石山1-6⇔真駒内上町1での比較
中山峠方面から定山渓を経て札幌都心を目指してきた国道230号は、南区の石山1-6交差点までは概ね豊平川沿いの1本道である。
石山1-6交差点では、石山大橋開通前の旧国道230号である札幌市道の通称・平岸通が分岐する。
旧国道230号(平岸通)を進むと、石山1-2交差点で国道453号に接続できる。
この旧国道230号(平岸通)を用いて計算することにしたが、センサス対象外路線である以上、あくまで当ブログの推計値での話になる。
勝手ながら、石山1-6交差点から石山1-2交差点までの距離は2.1km、上下線平均旅行速度は30.0km/hと仮定した。
※よくみたら最下段に掲載されており、仮定値と同じ30.0km/hでした。
国道453号ルートは、旧国道230号(平岸通)と石山1-2以北の国道453号を使用して真駒内上町1交差点まで向かう。
ただし、国道453号には石山1-2交差点という区切りがない。
そのためやむを得ず、真駒内上町1交差点までの国道453号の平均旅行速度は、真駒内上町1交差点⇔常盤6-1の数値(38.8km/h)を用いる。
もう一方の比較対象路線であるが、国道230号と道道82号西野真駒内清田線(五輪通)だ。
現道の国道230号を川沿アンダーパス立体交差まで進み、五輪大橋で真駒内上町1交差点に行くルートである。
こちらは、H22道路交通センサスの値をそのまま使用している。
石山1-6⇔北1条西1ルート比較表
| 経由ルート | 距離 | 平均旅行速度 | 所要時間 |
| 旧230号・国道453号 | 5.9km | 35.7km/h | 09分55秒 |
| 国道230号・五輪通 | 5.4km | 32.6km/h | 09分57秒 |
……2秒差。
まあ、あくまで推計値での計算である。
それに、国道453号の平均旅行速度は、郊外寄りの常盤方面の数値を使用したのだ。
郊外の数値は高速になる傾向があるので、実際の平均旅行速度はもう少し遅いだろう。
おそらく、旧国道230号(平岸通)を使うより、国道230号(石山大橋)と五輪通(五輪大橋)で行く方が、石山1-6⇔真駒内上町1では速いだろう。
川沿アンダーパス⇔平岸での比較
さて、札幌市南部を放射状に走る主要道路を結ぶ路線として、道道453号西野白石線(白石藻岩通)と道道89号札幌環状線(環状通)がある。
この2路線に向かう場合はどうか。
川沿アンダーパス立体交差を起点に、五輪大橋経由で国道453号を使うルートと、国道230号を南35西11まで走って豊平川通を使うルートを比較した。
川沿アンダーパス⇔平岸3-14ルート比較表
| 経由ルート | 距離 | 平均旅行速度 | 所要時間 |
| 五輪通・国道453号 | 4.7km | 25.4km/h | 11分05秒 |
| 真駒内篠路線(豊平川通北行) | 5.3km | 35.0km/h | 09分05秒 |
| 真駒内篠路線(豊平川通南行) | 5.4km | 32.8km/h | 09分52秒 |
まずは、道道453号(白石藻岩通)に接続する平岸3-14交差点までの比較だ。
ご覧の通り、距離だと国道453号に分があるが、いかんせん流れが悪い。
流れの速い豊平川通に負けてしまった。
次は、道道89号(環状通)に接続する平岸2-9までの比較。
川沿アンダーパス⇔平岸2-9ルート比較表
| 経由ルート | 距離 | 平均旅行速度 | 所要時間 |
| 五輪通・国道453号 | 5.2km | 24.8km/h | 12分34秒 |
| 真駒内篠路線(豊平川通北行) | 5.9km | 34.8km/h | 10分11秒 |
| 真駒内篠路線(豊平川通南行) | 6.2km | 33.1km/h | 11分15秒 |
これまた豊平川通の方が速いという結果。
なるほど。
国道230号中山峠方面から東西に走る道道453号(白石藻岩通)や道道89号(環状通)に出るにしても、真駒内篠路線か。
以上のように、国道453号を使うことで短絡性があるとは考えにくい結果になった。
豊平川通(南行)を来た場合、真駒内本町4の交差点を左折して国道453号に出たくなるような線形だが、急がば回れか、素直に南35西11に出る方が速いようだ。
国道453号、出る幕なしか。
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