少し前の話題になるが、JR北海道が3月26日から4月10日までの北海道新幹線の駅の乗車人員を発表した。


当ブログでは1年ほど前に『ひょっとしたら奥津軽いまべつの乗降客数が、いわて沼宮内に負けないか、負けても大差にはならない可能性があるかもしれない』とか、木古内ならいわて沼宮内に負ける可能性は低いと思っているとか書いてみた。

2015年度まで、JRの新幹線駅の中で乗車人員数=利用者数が最も少ないのは岩手県岩手町のいわて沼宮内駅だったわけだが、今別町の人口は岩手町の5分の1、木古内町でも岩手町の3分の1しかない。
人口だけで考えれば利用者数はいわて沼宮内に負けそうなところかと思うが、奥津軽いまべつ木古内は善戦ないし勝利するだろうと、僕は予想したのである。





−16日間の結果はどうであったか。





奥津軽いまべつ駅:1日約90人

木古内駅:1日約170人






これに対し、2014年度のいわて沼宮内駅は1日85人である。

初日・2日目という開業フィーバーの異常値を含む16日間の数値ではあるが、奥津軽いまべつ駅木古内駅も勝った。

通年でも、木古内駅はいわて沼宮内駅に勝てるだろう。
奥津軽いまべつ駅も、ダブルスコアで負けるようなことは無さそうだ。



今回は資料集めに手間取ったので、JR東日本管内のみ対象にしたが、1日の利用者数が1,000人を割り込んでいる各駅と、奥津軽いまべつ駅木古内駅の所在地を比較してみたい。

駅名路線所在地乗車人員
(A)
所在地の人口
(B)
A/B*1000
いわて沼宮内東北岩手県岩手町08513,6996.20
安中榛名北陸群馬県安中市28758,5294.90
浦佐上越新潟県魚沼市70237,37018.78
七戸十和田東北青森県七戸町71215,71945.30
上毛高原上越群馬県みなかみ町81619,35642.16
二戸東北岩手県二戸市81727,67329.56
白石蔵王東北宮城県白石市86135,27424.41
新花巻東北岩手県花巻市99197,77110.14
奥津軽いまべつ北海道青森県今別町09002,74732.76
木古内北海道北海道木古内町17004,54537.40
JR東日本の乗車人員はJR東日本「新幹線駅別乗車人員(2014)」(長野以北除く)、
所在地の人口は2015年の国勢調査、
JR北海道の乗車人員は「北海道新幹線のご利用状況」より作成



JR東日本管内で利用者が少ない各駅と比較するにあたって、1日あたりの利用者数を、所在自治体の人口で割ったものに、1000をかけた数字を出してみた(表で最も右の列)。

この数値が大きいほど、所在地の人口の割に新幹線駅の利用者数が多い、ということになる。



こうしてみると、木古内駅約37奥津軽いまべつ駅約33と、利用者が少ない駅の中では大きな数字を叩きだしたことになる。

それに対し、いわて沼宮内駅約6程度しかない。

所在地の人口の割に新幹線駅の利用者数が多いというのは、やはり駅勢圏が広く、周辺から集まってくる人口が多い、つまり拠点性のある駅ということになるのだろう。
逆に、所在地の人口の割に新幹線駅の利用者数が少ない新幹線駅、というのは拠点性も強くないといえようか。


今別や木古内は上手く便利さをアピールできればもっと利用者を伸ばせるはず。


開業から1ヶ月も経たないうちの数字で、結論を出すのは早すぎるというのは認識している。

それでも奥津軽いまべつ駅も木古内駅もまずまずの出だしをしたと言っていいように思う。

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