関連速報「祝 弘前ナンバー発行決定



2016(平成28)年4月現在、日本で自動車のナンバープレートに採用されている地名は、
116種類ある。

このうち、各都道府県および北海道の主要支庁(総合振興局)にある運輸支局が発行するものが53種類
各運輸支局の下部組織にあたる自動車検査登録事務所
で発行するものが34種類
もともとこの87種類だったのだが、各運輸支局と自動車検査登録事務所が発行するご当地ナンバー29種類追加され、116種類の現在に至っているのである。


さて。
ナンバープレートのカッコいい地名とか、その手の人気ランキングは時々見かけるが、実際のところ、各地名別のナンバープレートを付けている車両の台数はどのくらいなんだろう?と気になったので、調べてみた。

今日は、全国の地名別のナンバープレートの登録台数を羅列して行こうと思う。


数字の出典元は、国土交通省の各地方の運輸局のホームページの公表情報から拾ってきたものである。

ただ、各地方の運輸局によって公表方法が異なっており、年度もバラバラであったので、公表しているのが最も多かった平成27年3月期の台数を基準に、最も近い時期の台数を羅列した。
ご当地ナンバーについては、自動車検査登録情報協会の資料を元に抽出した。
国土交通省の各地方運輸局では、ご当地ナンバーを含めた合計数字を公表しているため、合計数字からご当地ナンバーの台数をマイナスしたものを推計値として掲載した(ただし鹿児島・奄美のみは国交省が台数を公開していたので推計値ではない)。

前置きはこの辺にして、とりあえず、下表にまとめたので見ていってくださいまし。

自動車ナンバープレート 地名別登録台数
地名登録台数時期備考
札幌
1,677,025
平成27年3月末
函館
318,679
平成27年3月末
旭川
498,501
平成27年3月末
室蘭
377,102
平成27年3月末
釧路
272,757
平成27年3月末
帯広
316,967
平成27年3月末
北見
256,436
平成27年3月末
青森
612,432
平成27年4月末
八戸
392,478
平成27年4月末
岩手
961,641
平成27年4月末
盛岡、平泉を除いた推計値
盛岡
38,338
平成27年9月末
平泉
23,893
平成27年9月末
宮城
1,158,545
平成27年4月末
仙台を除いた推計値
仙台
522,103
平成27年9月末
秋田
821,262
平成27年4月末
山形
698,327
平成27年4月末
庄内
235,701
平成27年4月末
福島
1,050,003
平成27年4月末
会津、郡山を除いた推計値
いわき
403,043
平成27年4月末
会津
157,543
平成27年9月末
郡山
36,175
平成27年9月末
水戸
1,230,742
平成27年3月末
土浦
788,462
平成27年3月末
つくばを除いた推計値
つくば
542,284
平成27年9月末
宇都宮
1,050,333
平成27年3月末
栃木を含み、那須を除いた推計値
とちぎ
514,430
平成27年3月末
那須
139,356
平成27年9月末
群馬
1,474,390
平成27年3月末
高崎、前橋を除いた推計値
高崎
266,268
平成27年9月末
前橋
38,428
平成27年9月末
千葉
1,176,195
平成27年3月末
成田を除いた推計値
習志野
792,048
平成27年3月末
袖ケ浦
784,032
平成27年3月末
野田
440,826
平成27年3月末
柏を除いた推計値
成田
183,620
平成27年9月末
199,316
平成27年9月末
大宮
1,199,160
平成27年3月末
川口を除いた推計値
熊谷
969,519
平成27年3月末
所沢
835,143
平成27年3月末
川越を除いた推計値
春日部
735,720
平成27年3月末
越谷を除いた推計値
川越
245,118
平成27年9月末
川口
31,506
平成27年9月末
越谷
23,188
平成27年9月末
品川
877,123
平成27年3月末
世田谷を除いた推計値
足立
940,669
平成27年3月末
練馬
820,932
平成27年3月末
杉並を除いた推計値
多摩
1,138,428
平成27年3月末
八王子
586,075
平成27年3月末
世田谷
30,623
平成27年9月末
杉並
19,244
平成27年9月末
横浜
1,806,172
平成27年3月末
川崎
465,080
平成27年3月末
相模
831,812
平成27年3月末
湘南
887,195
平成27年3月末
新潟
1,089,124
平成24年3月末
長岡
726,401
平成24年3月末
富山
882,362
平成24年3月末
石川
554,368
平成24年3月末
金沢を除いた推計値
金沢
323,121
平成27年9月末
福井
651,967
平成25年3月末
長野
938,763
平成27年2月末
松本
842,947
平成27年2月末
諏訪を除いた推計値
諏訪
120,815
平成27年9月末
山梨
695,220
平成27年3月末
富士山を除いた推計値
富士山
328,828
平成27年9月末
静岡
845,575
平成25年3月末
浜松
1,062,970
平成25年3月末
沼津
438,908
平成25年3月末
伊豆、富士山を除いた推計値
伊豆
213,573
平成27年9月末
名古屋
2,140,514
平成25年3月末
三河
698,211
平成25年3月末
岡崎、豊田を除いた推計値
尾張小牧
861,945
平成25年3月末
一宮、春日井を除いた推計値
豊橋
603,408
平成25年3月末
岡崎
243,439
平成27年9月末
豊田
271,158
平成27年9月末
一宮
197,596
平成27年9月末
春日井
26,793
平成27年9月末
岐阜
1,529,419
平成25年3月末
飛騨
132,374
平成25年3月末
三重
1,325,681
平成25年3月末
鈴鹿を除いた推計値
鈴鹿
157,920
平成27年9月末
滋賀
1,016,022
平成27年3月末
京都
1,337,229
平成27年3月末
奈良
831,077
平成27年3月末
大阪
1,566,270
平成27年3月末
なにわ
893,372
平成27年3月末
和泉
964,464
平成27年3月末
堺を除いた推計値
303,849
平成27年9月末
神戸
1,943,166
平成27年3月末
姫路
1,062,988
平成27年3月末
和歌山
751,451
平成27年3月末
鳥取
463,238
平成27年3月末
島根
551,587
平成27年3月末
岡山
1,159,207
平成27年3月末
倉敷を除いた推計値
倉敷
360,036
平成27年9月末
広島
1,265,926
平成27年3月末
福山
614,140
平成27年3月末
山口
930,981
平成27年3月末
下関を除いた推計値
下関
141,538
平成27年9月末
徳島
619,400
平成28年3月末
香川
780,515
平成28年3月末
愛媛
1,013,621
平成28年3月末
高知
560,414
平成28年3月末
福岡
1,369,966
平成27年3月末
北九州
885,081
平成27年3月末
久留米
702,301
平成27年3月末
筑豊
360,542
平成27年3月末
佐賀
670,757
平成27年3月末
長崎
657,628
平成27年3月末
佐世保
285,721
平成27年3月末
熊本
1,357,288
平成27年3月末
大分
814,262
平成27年3月末
宮崎
937,982
平成27年3月末
鹿児島
1,255,744
平成27年3月末
奄美
85,341
平成27年9月末
沖縄
1,070,118
平成27年3月末
左列の表示が緑文字なのが運輸支局発行ナンバー
緑地に白文字が自動車検査登録事務所の発行ナンバー
黄地に黒文字がご当地ナンバーである。

せっかくだからランキングしていきましょうか。

登録台数ベスト5
順位地名登録台数時期
1位名古屋
2,140,514
平成25年3月末
2位神戸
1,943,166
平成27年3月末
3位横浜
1,806,172
平成27年3月末
4位札幌
1,677,025
平成27年3月末
5位大阪
1,566,270
平成27年3月末

♪ ナゴヤはええで〜道が広いがね〜
トヨタの立地する愛知県の県庁所在地である名古屋ナンバーが堂々の1位。
概ね、人口の多さと相関する結果が出ているが、名古屋が東京と大阪を抑えて首位の背景には、東京23区が品川と練馬と足立に、大阪市が大阪、なにわと分裂しているのも作用したようだ。
(もっとも、大阪市内で大阪ナンバーの登録を受けた車両というのは1983年のなにわナンバー創設以前の古い登録なのでもう台数は多くない。現行の大阪ナンバーが大阪市を含まず府北部のみになっているのも名古屋に負ける要因として大きいだろう)
注目すべきは、市の人口では名古屋より100万人以上多い横浜を、登録台数では上回った点。
やはり道が広いトヨタのお膝元、名古屋はクルマ社会なのだろう。

参考までに6位から10位までは岐阜、群馬、福岡、熊本、京都の順。
人口が多く、それでいて自動車検査登録事務所がない府県が分散せず有利に。
これから高崎ナンバー前橋ナンバーが普及していくと群馬はランクダウンが起きそう。
逆に、1つしかない熊本や京都は当面、上位で安泰か。


登録台数ワースト5(ご当地除く)
順位地名登録台数時期
1位飛騨
132,374
平成25年3月末
2位庄内
235,701
平成27年4月末
3位北見
256,436
平成27年3月末
4位釧路
272,757
平成27年3月末
5位佐世保
285,721
平成27年3月末

さすがにまだ普及が始まったばかりのご当地ナンバーも一緒に比べるとかわいそうなことになりそうなので、運輸支局発行ナンバー自動車検査登録事務所発行ナンバーのみで比較した。

台数上位6位を誇った岐阜と同じ県内の飛騨ナンバーが、ご当地を除けば最も台数の少ないナンバーになってしまった。
次いで少ない庄内と比較しても約半分である。
少ない方から順に6位から10位までは、帯広、函館、筑豊、室蘭、八戸だ。


下剋上はあるか?

通常、運輸支局の発行するナンバーの登録台数は、それの下部組織である自動車検査登録事務所が発行するナンバーの台数より多いものである。
わが青森県の場合も、青森ナンバーの台数は八戸ナンバーを凌駕している。
青森・八戸のような例が普通だが、中には、下剋上をやっちまっている県もあるのだ。


水戸土浦つくば
 1,230,742<1,330,746=788,462+542,284
長野松本諏訪
 938,763<963,762=842,947+120,815
静岡沼津伊豆富士山
 845,575<926,934=438,908+213,573+274,453
静岡浜松
 845,575<1,062,970


単独で下剋上を達成しているのは浜松のみだが、4例を上げた。
調査年次が違う数字を足し合わせているので、辻褄が合わないものもあるのだが、土浦松本沼津の自動車検査登録事務所の登録台数は実は運輸支局より大きいのだ。
ご当地ナンバー謀反さえなければ、単独でも晴れて下剋上達成であったのだ。
(本当は東京都も品川より足立の方が大きかったりするが、もともと東京市を23区に分けていることを鑑み、カウントしないことにした。)

土浦よりつくば、沼津より伊豆を選びたい奴の気持ちはわからんでもないが、一見、仲悪くなさそうな松本から諏訪が生まれているあたりに、我々の知らない信州の闇があるように感じる。

沼津管内図
【図はクリックで拡大します】
しかしまあ、沼津自動車検査登録事務所の場合、宮崎県全域を管轄する宮崎運輸支局とほぼ同じ台数を管轄するわけだが、伊豆富士山に独立を許した結果、沼津ナンバーが交付されるのは今や沼津市と清水町、長泉町の3市町のみだという。
ほとんど市街地が連続しているお隣の三島市は伊豆ナンバー。
沼津、どんだけ伊豆と富士の人に嫌われていたんだろう。

れっきとした自動車検査登録事務所の発行するナンバーなのに、もはや沼津ナンバーこそがご当地ナンバーなのではないかと錯覚させるような例も、あるのである。

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