2015年3月1日に常磐自動車道が全線開通した。

常磐自動車道(三郷JCT−亘理)と、
仙台東部道路(亘理−仙台港北)と、
三陸自動車道(仙台港北−利府JCT)と、
仙台北部道路(利府JCT−富谷JCT)という、
4路線を連続走行することで、東北自動車道を利用せずとも仙台以北へ向かうことが可能になったのである。


当ブログでも「全通した常磐道(いわき〜仙台) VS 磐越・東北道 比較」と題した記事で、2015年7月20日午後の鶴巣→湯ノ岳での実走結果を掲載してみた。
とはいえ、私個人の実際の走行時間で客観的な裏付けが取れるなどとは到底取れるとは思っていないし、当時の記事でも「平成27年度版道路交通センサスによる平均旅行速度の調査結果を出るのを待ち、結論を出したい。」としていた。

対象とした区間は、東北自動車道常磐自動車道がそれぞれ東京外環自動車道に接続する、川口JCT三郷JCTを東京側の基点とし、終点は両ルートが合流する宮城県の富谷JCTとした。

では、国土交通省の2017年のセンサス(平成27年度全国道路・街路交通情勢調査)から結果からみていこうかと思う。

東北道・常磐道ルート比較2015
【画像はクリックで拡大します】

各区間ごとの細かいデータは上図を拡大してご覧いただければと思う。

一つ、言えるのは、2015年の平均旅行速度は高速道路に関していえば2010年のデータよりかなり上がった。
こちらの記事にも書いた通り、国交省のデータの取り方が変わったのが要因だろう。

個人の感覚的には、実勢速度に近づいたのかなと思う。

では結果を。

東京外環道⇔富谷JCT距離平均旅行速度所要時間
東北自動車道のみ349.4km91.9km/h3時間48分07秒
常磐・仙台東部・北部道340.8km87.8km/h3時間52分51秒
常磐・磐越・東北道371.6km92.2km/h4時間01分47秒
(いずれも平均旅行速度は国交省の平成27年道路交通センサス昼間12時間の数値を使用)


距離では常磐道に分があるが、やはりいわき中央−岩沼の長距離に渡る暫定2車線区間で速度が伸び悩み、所要時間では東北道に軍配が上がった。

首都圏でも川口Jctまでのアクセスが便利な地域であれば、これまで通り東北道で良いだろう。

一方、東京都内東部や千葉県、また神奈川県方面でも首都高速 湾岸線・中央環状線経由で来る場合においては、常磐道に分があるだろう。
湾岸の葛西から首都高速 中央環状線で東北方面へ向かう場合、6号三郷線が分岐する小菅Jctからのアクセスは、常磐道の方が良いからである。

まあ、首都高速は突発的な交通集中や事故による渋滞で、予測が難しい部分もあるので、その時々の交通状態を見て選ぶのが良いだろう。

こんなところかな。

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