前回の記事「新潟・富山県境⇔鯨波 一般道最速ルートの計算」にて、国道8号新潟・富山県境から新潟県柏崎市の鯨波(御野立公園交差点)までの一般道(下道、無料高速)最速ルートが確定した。

今回は舞台を富山県へと移し、そして富山県の計算も終えて、金沢市の今町JCTから、新潟・富山県境までのルート計算を行うことにする。

◆ バイパス整備進行中の富山県、8号一本道かと思いきや…

前回、下道無料高速だけで新潟県を市振の富山県境から鼠ヶ関の山形県境まで抜ける場合、距離が約290kmあることに触れたが、それに比べれば富山県はあっという間なのだ。

県を東西に貫く国道8号に沿うように、西から順に小矢部、高岡、射水、富山、滑川、魚津、黒部といった都市が連なっている。
このうち、有力な都市は富山と高岡の2市で、富山都市圏は人口60万超、高岡都市圏も人口40万超で、隣接しているのである。

なかなかの人口の稠密ぶりもあって、富山県内の国道8号は各都市のバイパスが連続して整備されている。

富山県の国道8号は約51kmに渡って4車線化されているのだ。

新潟バイパス網に比べると立体交差事業が完成していなかったり、まだ整備の途上ではあるが、ほとんどの区間で国道8号のライバルはなく一本道に近い状態のようだ。

国道8号基点の新潟側から列挙すると、入善黒部魚津魚津滑川滑川富山富山高岡のバイパスが連続している。
そして石川県に接する小矢部からも小矢部くりからのバイパスが連続して石川県に至る。

これらの各バイパスごとの数値をせっかくなので、下の地図にプロットしてみようと思う。

今町JCT新潟富山県境
【画像はクリックで拡大します】

地図を見ればおわかりかと思うが、県東部のバイパス網と小矢部から石川県方面にかけてのバイパス網が途切れる、小矢部・高岡間では国道8号が最速ルートの座から転落するようだ。

この区間は富山県道32号・29号国道160号でパスする方が遠回りだが、速達コースになるのだ。


旧福岡町内では国道8号もご覧の通り対面2車線になっており、流れが悪くなってしまう。
福岡駅にほど近い末広町交差点・大滝交差点間の約300mでは平均旅行速度が21.1km/hまで落ち込み、その前後1.4kmに渡って平均旅行速度が30km/hを超えられないのだ。

この旧福岡町を中心とした現道区間、有料道路能越自動車道 福岡−高岡がまさにバイパスのような状態になっており、無料で走行できる国道8号バイパスが整備されるのかどうか、かなり微妙なように思う。

ともあれ、今町JCT⇔新潟・富山県境の最速ルートは小矢部・高岡間で先述の富山県道32号・29号国道160号を使うほかはすべて国道8号で通過するのがベストで、距離=112.9km、平均旅行速度=45.9km/h、所要時間=2時間27分41秒というところだろう。


余談ながら、このルートで、倶利伽羅トンネル内の石川県境から、朝日町境(新潟県糸魚川市の市振に隣接する集落名)の新潟県境までの、富山県内区間は97.3kmしかない。
狭い富山県、2時間14分もあれば通過できるようだ。

富山県は、本当に長かった新潟県の3分の1くらいしか距離が無いw

◆ 青森県庁前から計算を始めたこれまでのルートをまとめてみる

R8・今町JCT⇔青森県庁前距離平均旅行速度所要時間
R8・今町JCT新潟・富山県境112.9km45.9km/h2時間27分41秒
新潟・富山県境鯨波(御野立公園)98.8km47.7km/h2時間04分24秒
鯨波(御野立公園)蓮野IC104.7km48.3km/h2時間09分59秒
蓮野IC温海温泉92.8km58.5km/h1時間35分14秒
温海温泉岩城IC134.2km62.8km/h2時間08分15秒
岩城IC大館北IC115.4km50.7km/h2時間16分34秒
大館北IC青森県庁前82.4km46.2km/h1時間47分07秒
合 計741.2km51.9km/h14時間17分14秒
(いずれも平均旅行速度は国交省の平成27年道路交通センサス昼間12時間の数値を使用)

金沢市の北の入口にあたる今町JCTから一般道(下道、無料高速)だけだと、青森市まで14時間以上か。

これは平成22年のデータでの計算になるが、東京⇔青森の最速ルートの距離や所要時間と似ている。

それでもまだまだ長いなあ……

ま、さらに南側のルートも計算していきましょうか。

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