前回の記事「小松原トンネル西⇔市屋IC 一般道最速ルートの計算」にて、大津市(藤尾南ランプ)から新潟県上越市まで長野経由での一般道(下道、無料高速)最速ルートを算出した。

これまでに下記の記事で、金沢経由での大津市から新潟県上越市までの一般道(下道、無料高速)最速ルートも算出済みだ。


これらを合算し、大津市の藤尾南ランプから上越市の下源入交差点まで、金沢経由と長野経由のどちらに速達性があるか、計算してみようと思う。

◆ 大津⇔上越は161号、8号で金沢経由が2時間弱の早着に

これまでは最速ルート計算にあたって、複数のルートが分岐/合流する地点間でのデータを算出してきたが、大津⇔上越間では金沢経由も長野経由もそれぞれの最速ルートが確定したので、主要都市・主要地点間でのデータを出していこうと思う。

大津市は、引き続き藤尾南ランプを代表地点とさせて頂ければと思う(まだ京都・大阪方面への計算もあるので)。
福井県敦賀市は、若狭湾岸経由で山陰・北近畿方面へ向かう国道27号と接続する坂ノ下ランプを代表地点にした。
福井市は、国道158号と接続する西方交差点(立体交差)を代表地点にした。
金沢市は、石川県道60号金沢田鶴浜線と接続する西念交差点(立体交差)を代表地点にした。
富山市は、国道41号と接続する金泉寺交差点(立体交差)を代表地点にした。
上越市は、国道18号と接続する下源入交差点を代表地点にした。

長野経由ルートでは、国道8号国道21号が接続する米原市の西円寺交差点を主要地点として選んだ。
また、岐阜市では名古屋市へ連絡する国道22号と接続する岐南インターを代表地点にした。
長野県松本市では国道143号、158号と接続する渚1丁目を代表地点にし、岐阜・松本間が200km近くに及ぶことから、岐阜県中津川市に位置し、名古屋市方面へ向かう国道19号と接続する弥栄橋交差点も主要地点とした。
長野市は、国道19号県道399号が接続する県庁前交差点を代表地点にした。

大津上越
【画像はクリックで拡大します】


ご覧の通りで、金沢経由ルートの場合、滋賀県内は湖西道路をはじめとした国道161号の平均旅行速度の速さが際立った。
概ね敦賀市以北の平均旅行速度も46km/h前後で推移し、特別に速くも遅くもなく上越市に至った。

対する長野経由ルートの場合、滋賀県内は国道8号で行くよりはマシだとはいえ湖岸道路の平均旅行速度も国道161号に比べるとだいぶ見劣りし、名古屋大都市圏の一部でもある岐阜県内の通過や、長野県の松本周辺での平均旅行速度の伸び悩みも響いたようである。

大津市(藤尾南ランプ)⇔上越市(下源入交差点)距離平均旅行速度所要時間
湖西道路・国道161号・8号(金沢経由)407.7km49.2km/h8時間17分25秒
湖岸道路・国道21号・19号・18号(長野経由)456.1km44.7km/h10時間11分47秒
(いずれも平均旅行速度は国交省の平成27年道路交通センサス昼間12時間の数値を使用)


◆ 米原⇔上越でも8号で金沢経由が20分程度の早着に

さて、滋賀県北東部の拠点都市である彦根市や長浜市に近接し、国道8号国道21号が接続するほかにも名神高速・北陸道 米原JCT東海道新幹線米原駅を擁するなど、全国的にも有数の交通の要衝といえる米原市西円寺交差点から上越までの場合はどうなるか。

米原市(西円寺交差点)⇔上越市(下源入交差点)距離平均旅行速度所要時間
国道8号(金沢経由)369.3km46.2km/h7時間59分12秒
国道21号・19号・18号(長野経由)384.5km45.8km/h8時間23分43秒
(いずれも平均旅行速度は国交省の平成27年道路交通センサス昼間12時間の数値を使用)

米原〜木之本にかけての国道8号の平均旅行速度は30km/h台と低いのだが、それでも長野経由より金沢経由の方が速いという結果が出た。


もっとも、大津を基点にしても米原を基点にしても、上越までは8時間前後の所要時間となるので、一部の区間では混雑時間帯の通過となる可能性が非常に高い。
あくまで、昼間12時間の平均旅行速度で無休憩で走り続けた場合の理論値である。

速度低下が著しい岐阜や松本の周辺を、交通量の少ない深夜帯に通過する場合は、木曽高速の異名をとる国道19号で長野経由の方が速いなんて場合もあるのかもしれない。



とまあ、滋賀県と新潟県上越市の間の比較を行ったが、次回からは計算をペンディングにしている京都・大阪方面へと進んで行こうと思う。

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