2010年の道路交通センサスを基に、函館・札幌⇔稚内 一般道(下道、無料高速)最速ルートを算出した際、道南から道北のルート上に細かい結節点が点在していた。

最も複雑なのが札幌都心部で、2015年データでの最新版も3月5日の記事で先行公開した。

今回は、主に函館都市圏から札幌大都市圏にかけての間に点在するいくつかのポイントを見ていきたい。
◆ 洞爺周辺はもっと速いルートがあった

2010年のデータを発表した後で、「あれ…」と気が付いてしまったのが、洞爺地区。
洞爺地区は噴火湾沿岸の国道37号と、中山峠越えの国道230号の結節部になるわけだが、前回は道道97号道道285号で東雲町・香川間を走行するのが最速と算出していた。

道道97号道道285号のリレーは、2000年の有珠山噴火で旧来の国道230号が寸断された際に一時的に国道230号代替区間を担っていた時期もあるほどの路線で、復興後に新設された国道230号をトレースするよりもだいぶ速いのだが、さらに速そうなルートを発見してしまったのだ。
洞爺地区道路データ2015
【地図はクリックで拡大します】

それは道道285号よりさらに北側を走る道道777号と、わずか0.2kmではあるが道230号
豊浦町桜地区から真狩村川崎地区を経由して留寿都村三ノ原地区に至るルートを構成し、一応、全区間が舗装で2車線確保されているようだ。

(真狩村の道道97号道道777号の接続点。230号札幌方面]の標識があり、道南⇔札幌圏のルートなのだと意識させられる)

道道777号を経由することで、道道285号より距離で約0.3km、所要時間も2分程度短縮が出来るようだ。
数字も7が3並び。縁起が良く、走りたくなる道道だ。
◆ 小樽市街地も相変わらず沿岸部経由が速達路に

国道230号で中山峠を越えるルートの場合、札幌都心部を抜ける際に豊平川の両岸に分かれる豊平川通(札幌市道真駒内篠路線)の計算が複雑化するので、計算を楽にするためにぜひとも小樽経由に勝ってほしい(←)という魂胆があって、小樽市街はやはり大事に見ていきたいポイント。
小樽都心部道路データ2015
【地図はクリックで拡大します】

やはり前回同様、小樽市街は国道5号ではなく海側の道道454号道道17号などで構成される「臨港線」で迂回するのが良いようだ。

(小樽市の[稲穂5丁目交差点]。札幌は右への案内だが、直進がベスト)
北海道開発局(に限らず本州以南の国交省国道事務所もそうだが)って、最短・最速路の道道との分岐点で国道を案内したがるようなw
天塩町の分岐点でもそうだった
◆ 銭函・手稲・石狩地区をみてみる

この区間もまた2010年データで小樽⇔石狩方面 最短経路再計算の記事にて計算をしているが、2015年データではルートの変更もあった。
銭函手稲石狩地区道路データ2015
【地図はクリックで拡大します】

銭函・小樽方面から浜益・厚田方面へは2010年データでは道道225号(小樽石狩通)で行くのが良いという計算結果だったが、2015年データでは普通に国道だけで花畔を経由していくのが良いだろう。

(石狩市の花畔国道337号国道231号の接続立体交差)

国道337号、道路規格も良いのでもう少し平均旅行速度が高いと嬉しいのだが、道警のネズミ取りがうるさい路線のようで……
走り慣れた地元の道民はポイントを熟知していて回避するのだろうが、フェリーで小樽港に上陸しオロロンラインへ向けて気持ちよく走りだした渡道組が餌食になりやすいのだろう(レンタカーで走り出した渡道組が餌食になりやすい新千歳空港のそばの国道36号とかにも共通するかも知れん)。

とりあえず、こんなところで。

blog_rankingクリックでブログランキングに投票!