定期的に青森県旧67市町村の美味いものを記事にしていく新企画の第5回。

今回は北津軽郡鶴田町のみかみ食堂の「肉鍋」を。

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鶴田町には現在の藤崎イオンから五所川原エルムの街に至る国道339号バイパスの他に、旧国道339号にも「バイパス通り」と称される通りがあり、それより昔からある青森銀行やみちのく銀行の鶴田支店がある通りは「旧旧道」ということになる。

「バイパス通り」にはかつて下山食堂や焼肉店(名前は失念)もあったが閉店し、幡龍も「バイパス」の鶴田の「道の駅あるじゃ」のレストランのテナントとなり移転した。

そんな少しさみしくなったバイパス通りで今も営業しているみかみ食堂で、肉鍋を頼む。

美味いんだなあ。

脂身たっぷりの豚肉は土鍋の効果で寒い冬も熱々で、濃厚なみそ味は夏場の汗をかいた後も美味い。




さて、数年前までこの店は高齢の店主と女将とその息子さんでやられていたが、女将の方は引退したらしく、今はご主人と二代目とその若女将で店を切り盛りしているようだ。

先代女将がまだ現役の頃の話を。


私が食事をしていると出前の電話が来たようで、二代目が手際よく注文の品を拵えると、「ニギママど一緒ズに函さへでけれ」(おにぎりと一緒に岡持に入れてちょうだい)と先代女将に言う。

ところが、先代女将は「はいはい」と言うものの、おにぎりを入れ忘れたまま岡持の蓋を閉じてしまい、二代目がそのまま出前に持って行ってしまったのである。

すると数分で二代目が戻り、先代女将に「ニギママへれったべな!」(おにぎり入れてって言ったでしょ!)と言い、おにぎりを手にふたたび出前に出て行った。


「あらあ、怒られちゃったぞ」と思っていると、先代女将は私の方を見ながらニコニコと

「 マ ヂ ガ イ ど 、 ● チ ガ イ ど 、 め や ぐ し ま し た 」

と謝ってみせたのである。
すごいじゃないか!
(さすがに津軽弁の日には応募できなかった……)

鶴田 三上食堂 焼肉定食
余談ながら、焼肉定食も美味い。

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