◆はじめに そらいえの営業時間とアクセス

「三沢キッズセンターそらいえ」の遊び場の営業時間は
8:30〜10:00
10:30〜12:00
13:00〜14:30
15:00〜16:30
それぞれの時間帯で90分入替制
だ。
例えば11:30に来場しても利用可能だが、利用可能時間は12:00までの30分間だけとなる。

利用対象は保護者と未就学児だが、来場した弟や妹に未就学児がいれば小学生も可。


そらいえは、青い森鉄道三沢駅からタクシーで1,000円程度だろう。
自動車なら八戸方面からなら第二みちのく有料 三沢十和田下田IC第二みちのく有料 六戸JCT出口、青森方面からなら上北道 六戸三沢ICが便利だろう。

◆ 実際に入ってみた
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2019年4月に三沢市にオープンした「三沢キッズセンターそらいえ」の室内遊び場に行ってみた。
利用対象は未就学児(小学校入学前の子供)だが、弟や妹で未就学児がいる場合に限っては小学校児童も利用できるようだ。
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米軍三沢基地と航空自衛隊三沢基地を擁する三沢市で、「防衛施設と周辺地域との調和を図ることを目的とした防衛省の交付金事業を活用して整備されたもの」だということだ。お祝いの花輪もまだ新しい。
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受付。なんと、無料で入場可能だ。しかも対象は三沢市民だけでもない。保護者氏名と連絡先電話番号と居住自治体の記入が必要だが、三沢市の他に八戸市、十和田市、青森市からも利用客が来ていた。子育て世代に、こんな優しい施設あるかってんだ。
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こちらが室内遊び場だ。津軽だと五所川原のELMの街の「すくすくーる」などが代表的だが、滑り台の規模などは三沢の方が大きそうだ。
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朝8時30分オープンで、まだ9時前だというのにかなり賑わっている。青森県最大の人口を有する「八戸都市圏」に隣接とはいえ、人口4万の三沢市でこれはすごい。
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さっそく、遊具に登ってみる。重量の問題で大人は使用不可という遊具施設もときどきあるが、ここはそういった制限が無いので幼児にも安心して滑り台を楽しませることが出来る。
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最高所から降りてくる滑り台の手前は網渡りのゾーン。これがまた足裏に食い込んで大人だと痛ぇんだ。
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そんな不健康な人ほど痛い足裏健康ゾーンの先にあるループトンネル状の滑り台、これは子供たちの人気を集めていた。大人でもスリルが味わえるぞ。
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滑り台のトンネル出口には英語で「Do not climb」の注意書き。三沢市は約4万の人口の他に米兵とその家族で1万人が暮らしているとされ、個人経営のラーメン屋なんかでもメニューに英語表記があるくらいで、当然そらいえだってAmerican kidsの利用も想定されているのだ。
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ボールを外に出しちゃいかんぞの英語書き。この裏は……
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泳げてしまうくらいのボリューム溢れるボールプール。本物の水のプールじゃないからボールに沈んでも窒息の心配はなかろう。これは楽しい。
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駐車場をみると、沖縄ナンバーの乗用車も停まっていて、米軍か自衛隊関連の転勤族の方だろうと見受けられた。下田のイオンでもそうだが、三沢・八戸エリアでは沖縄ナンバーをたまに見かける。子供たちにとっても転勤による引っ越しは辛い訳だが、楽しく過ごせる場所が三沢にできたのは喜ばしいのではないか。
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満車の場合は近隣の駐車場への案内看板。うむ、そらいえはGWには帰省客や行楽客でかなり混むと確信する。たぶん、我が家も来るだろう。
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ボルダリングゾーンまである。スポーツクライミングは2020年東京オリンピックでも種目に採用されているが、ボルダリングが出来る場所なんて子供の頃にはなかった。道路脇の法面のコンクリートの擁壁を登るとか、そういうのはあったかもしれないが……
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名称が分からないが、この透明のドーナツ状の転がす遊具はひっきりなしに子供たちが遊んでいた。もう少し大きかったら、大人の自分も回して遊びたいくらいである。
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なるほど、bornelund(ボーネルンド)の製品である。青森県でも弘前の中三にボーネルンドのショップはあるが、同社が運営する遊び場となるとKID-O-KID(キドキド)もPlayville(プレイヴィル)もtot Garden(トット・ガーデン)も青森どころか東北には存在しない。
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青森のお隣の北海道なら千歳にボーネルンドプロデュースのピッピちとせがあるが、いつか連れて行きたいところである。さて、このそらいえの利用時間システムはピッピちとせと似ている。
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そらいえ8:30〜10:00、10:30〜12:00、13:00〜14:30、15:00〜16:30の90分入替制で1日4クールとなる。混雑時は入場制限や、入場をお断りする場合もあるとの説明付きだ。
ピッピちとせは120分入替制で1日3クールだが、繁忙期はあっという間に3クールの予約が埋まるという。そらいえも認知度が上がり利用客が増えると、せっかく来たのに入れない、という事態はあり得る。
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さて、遊び場を中心に見てきたが、子育て支援などの施設でもあるそうで休憩室や集会所も併設されている。電子レンジや台所、Wi-Fiも完備だ。
羨ましいぜ、青森県三沢市!
◆ 三沢市を地理(都市の人口)の視点でみてみる

さて、三沢市だが北日本7道県で似た規模の人口(3万以上5万未満)の自治体で比較すると、なんと0-4歳の子供の人口の占める比率が最も高い都市なのである。

自治体名所属道県人口0-4歳
比率(‰)
総数0-4歳
登別市北海道49,6251,50830.39
喜多方市福島県49,3771,64533.32
東根市山形県47,7682,18845.80
湯沢市秋田県46,6131,24126.62
北斗市北海道46,3901,70536.75
音更町北海道44,8071,84641.20
岩沼市宮城県44,6781,95643.78
寒河江市山形県41,2561,63839.70
滝川市北海道41,1921,33132.31
三沢市青森県40,1961,87946.75
柴田町宮城県39,5251,44836.64
東松島市宮城県39,5031,62141.03
網走市北海道39,0771,46037.36
相馬市福島県38,5561,54840.15
田村市福島県38,5031,22031.69
大船渡市岩手県38,0581,21331.87
新庄市山形県36,8941,32936.02
釜石市岩手県36,8021,12130.46
稚内市北海道36,3801,37037.66
利府町宮城県35,8351,60644.82
久慈市岩手県35,6421,36438.27
白石市宮城県35,2721,04229.54
伊達市北海道34,9951,12532.15
黒石市青森県34,2841,12832.90
亘理町宮城県33,5891,19335.52
つがる市青森県33,31692327.70
北秋田市秋田県33,22479523.93
潟上市秋田県33,0831,01630.71
紫波町岩手県32,6141,12034.34
南陽市山形県32,2851,16536.08
平川市青森県32,1061,05332.80
鹿角市秋田県32,03898530.74
上山市山形県31,56989028.19
本宮市福島県30,9241,18938.45
角田市宮城県30,18093731.05

つまり、三沢は小さい子とその親が多い「若い街」ということだ。

子供の人口でみると、青森県内で人口55,000を超える五所川原市より、4万都市三沢の方が多いのだ。
これで、三沢の街の中にELMみたいなのがあれば凄いのだろうが……
age 0-4 permill

北日本の人口3万以上5万未満の自治体の子供の人口比率を比較してみると、首位の三沢に続く2位は山形県東根市
東根といえば陸上自衛隊の神町駐屯地があり、航空自衛隊三沢基地のある三沢同様、自衛隊のある街ということになる。

3〜5位には宮城県の利府町と岩沼市、北海道音更町と続き、こちらは仙台市や帯広市といった有力地方都市のベッドタウンという性質を有しているが、6位にはまた航空自衛隊松島基地を擁する東松島市がランクイン。
仙台にも東北方面隊や駐屯地はあるし、岩沼には陸自岩沼管理事務所があり、音更隣接の帯広には北部方面隊の第5旅団司令部もある。

東京でも多摩ニュータウンなどで高齢化が進行しているのを見ると、既にベッドタウンだから子供も多いという時代ではなくなっているように思うが、自衛隊の存在というのは所在自治体の少子化に一定の抑止力を持っているのかもしれない。

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