前回、陣場岳伝搬ライン上の鶴田町木筒の住宅地裏の水田でマスプロ電工製の八木宇田アンテナLS146TMHを用いて秋田テレビ(AKT)フルセグ受信に成功した。
 地上高1m付近にフィルムアンテナの位置が来る車載地デジTV(Panasonic ストラーダ)ではレベル29でワンセグという条件下でも、指向性と利得に優れた八木宇田アンテナを高さ3mに固定することで、鶴田でも秋田テレビ(AKT)秋田朝日放送(AAB)フルセグ受信できることを確認したのだった。

 かくなる上は、次の段階へ進まなければならない。
 次は宅内での秋田テレビ(AKT)常時フルセグ固定受信である。


 実験地は、陣場岳伝搬ライン上某所にある、亡き祖父母の家である。
 旧祖父母宅滞在時の081ch フジテレビ系地上波・秋田テレビ(AKT)ハイビジョン放送受信を実現するのである。

 さっそく、庭で陣場岳方向に愛車を停め秋田テレビ(AKT)の受信に挑むが、なんとアンテナレベル0でかすりもしない。
 これはいきなり鼻っ柱を圧し折られるような感じもしたが、とりあえず受信機材を揃える。

◆アンテナ:LS146TMH(マスプロ電工製)
◆同軸ケーブル:S5CFB20M(マスプロ電工製)
◆ブースター:UB18L(マスプロ電工製)
◆受像機:AQUOS(シャープ製)


 これでいく。

 ケーブルは前回のS5CFB3M(長さ3m)から、20mのものへと変わって損失は0.6dBとかしかなかったのが4dBまで増えた。アンテナ直下にテレビを置くわけにいかないので、20mか30mのケーブルでも復調できるようでなければ厳しい。
 ブースターは利得16〜20dBとなっており、ちょっとパワー不足な感じはあるが、試験運用でいきなり30とか40dBのブースターを使ってギリギリの復調では余裕がない。
 
 何事も、良い道具を揃えるのは大事なことであるけれど、家で遠距離受信の実験をする場合はある程度余裕がないと怖い。移動受信なら、30素子アンテナに40dBブースターにケーブル1mとかの究極の組み合わせも有りだが、今回は家庭での受信が目標だ。
 これで上手くいくなら、本番は満を持して20素子なり30素子なりの高性能アンテナに、さらに利得の大きいブースターを使えばよいのである。

 この条件で、庭先で地上高5mにLS146TMHを上げ陣場岳に向け、ブースター噛ませてアクオスに繋いでみた。

manokami-omori mix
 AKT秋田テレビ受信成功!!!

 やったぜ!
 秋田朝日放送(AAB)のほか、今までフルセグ受信経験のない秋田放送(ABS)も受信に成功し、チャンネル構成はこうなった。

チャンネル構成
リモコン
キーID
ch物理ch放送局名系列
01128RAB青森放送日本テレビ系列
02113NHK Eテレ青森Eテレ
03116NHK総合・青森NHK総合
04135ABS秋田放送日本テレビ系列
051-032青森朝日放送テレビ朝日系列
06130ATV青森テレビTBS系列
051-129AAB秋田朝日放送テレビ朝日系列
08121AKT秋田テレビフジテレビ系列

 だれなんだい。津軽でフジテレビ系は見れないなんて言ってるのは。

 LS146TMHはローチャンネル用なので、ハイチャンネルの48と50chを使うNHK総合・秋田Eテレ秋田はまったくかすりもしなかったが、まさかの秋田民放全局受信。

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 ABAの051に「-0」の枝が付いたw
 
 秋田朝日は青森局と隣接する29chなので混合は諦めており、次の試験「混合」以降は受信できない運命にあるのだが、同じリモコンイ如051ch」を使うABAに枝を付けることが出来た。
 ABAに051-0の枝を付けている人は、海峡側でSTVを受信している人か、南部の方でIATを受信している人ならいるだろうが、秋田朝日との組み合わせで付けてる青森県民は多くないだろう。

DSC_7342
 それにしても津軽平野の別に標高も高くもない水田集落で、テレビに081があるという奇跡よ。
 前にも書いたが、今のフジテレビは面白くないから、青森市内の自宅にいればUHBよりテレ東系のTVhの方が見る時間が長いくらいで、混合に成功しても秋田テレビを見る時間が長いとは思えないがチャンネルは少ないより多い方が良い。

 新型コロナのせいで県境を越えると怒られてしまうこのご時世、陣場岳という地形の奇跡を介して秋田県から飛んでくる電波が流す秋田県のCMは、青森県にいながらにして隣県に遊びに行っているかのような気分を味わわせてくれる。
 遠距離受信は、外出ができない生活を間違いなく豊かにしてくれる。
 
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