青森県と、隣接する北海道、秋田県、岩手県の新型コロナウイルスの罹患者の発生状況を記録して行こうかと思っている。

 青森県は各保健所管内ごとの罹患者数を発表しており、秋田県も同様である。
 北海道は基本的に振興局単位での発表だが、政令指定都市の札幌市と保健所政令市の小樽市、中核市の函館市と旭川市の保健所が発表しており、それらを基本単位にする。
 (岩手県は2020年5月6日現在でまだ罹患者が出ていない県ということになっている)

 罹患者数÷各地域の人口×1000で発生率を算出していこう。

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 青森県と秋田県においては、クラスターが発生してしまった十和田市を管轄する青森県上十三保健所管内の発生率が最高となるが、それでも0.078‰(‰=パーミル、千分率)という数値であった。
 岩手県全域のほか、青森県でも東と中南、三戸、むつの各保健所管内と、秋田県では秋田中央と能代、北秋田の各保健所管内は発生ゼロのまま今日に至っている。

 青森に近い道南の函館市保健所管内と渡島振興局管内も0.03‰を下回る水準で、特定都道府県に指定された北海道内でも低い水準にある。
 日本海側の檜山振興局管内で0.085‰を超える水準になっているが、分母となる人口が35,000人程度しかないところで罹患者3人の発生があるのが原因だろう。函館より江差で流行中ということではないだろう。

 一方で道央圏では札幌市で0.283‰を超える高水準となっており、函館市「他の都府県や札幌市へは行かないでください。」と呼びかけているほどである。
 札幌に隣接する小樽市も0.13‰を超える水準で、函館市に比べると4倍ほど高い発生率であり、やはりほぼ200万都市・札幌との人の行き来が盛んな地域ほど流行の傾向が出ている。

 それから千歳市。
 北海道庁は基本的には振興局単位での公表としているが、千歳市は独自に自市での発生数を公表しており、2020年5月6日現在で91人の罹患者が出ている
 千歳市の人口は2020年4月6日現在で97,198人であり、発生率は0.93‰に達する。
 この結果、石狩振興局(札幌市を除く)全体の発生率を0.36‰まで押し上げている(石狩市や江別市などは千歳ほど発生率は高くない)。

 道都・札幌と空の玄関口・千歳で何とか収まってくれるとよいのだが……

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