(これは青森県津軽地方での話です)
秋田朝日放送(AAB)が映らなくなった。
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【秋田向の八木宇田アンテナ・マスプロ電工 LS206TMH】

 2020年10月に津軽平野で秋田局(NHKABSを除く)の受信を確立して以来、これまで秋田テレビ(AKT)が不安定になってもしっかりと映っていたAABが映らないとは初めてのこと。
 2020年11月1日にAKTが受信不良に陥った際もAABは問題なく映っており、秋田の民放3兄弟の末っ子は健康優良児というイメージを持っていた。

 11月の受信不良日は強い冬型の気圧配置だったが、その後の正月の大寒波でも問題なく「教場供廚覆匹了訥阿出来る状態であったので、天候には必ずしも影響を受けないと考えているのだが、とりあえず状況を見てみると、この2月7日11時ごろの五所川原市の湿度は100%で(ウェザーニューズ)かなりの湿雪が降り積もっていた。

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【秋田向LS206TMHの素子に湿雪が付着していた】

 アンテナを見に行くとご覧の状態で、秋田向きのアンテナ・LS206TMHが湿雪まみれだった。
 11月1日の受信不良日も雪だったが、このようなアンテナへの湿雪付着は無かった。これが原因だろう。民放3局の受信データをみてみる。

秋田民放3波受信データ(2021/2/7)
FEM表示画面表示値
AKT ANT湿雪付着BER異常秋田テレビ(AKT)
AntLV=43
POWER=-50dBm
C/N=17dB
BER 2.20E-2
AAB ANT湿雪付着BER異常秋田朝日放送(AAB)
AntLV=41
POWER=-43dBm
C/N=15dB
BER 2.20E-2
ABS ANT湿雪付着BER異常秋田放送(ABS)
AntLV=23
POWER=-55dBm
C/N=9dB
BER 2.20E-2

 AKTAABもBERが「E-2」というのはかなり悪い。
 AABのC/N=15dBは過去最低記録で、いつも復調できないABSのC/Nも最低記録更新の9dBであった。

 LS206TMHの製造元のマスプロ電工のカタログから動作利得をみると、AKTの21chとAABの29chでの利得値に大きな差は無いが(ABSの35chはターゲット外になるので性能は落ちる)、湿雪がアンテナに付着するなどの要因で影響が出る場合、周波数が高いほど影響を受けやすくなる。つまり、物理チャンネルでAABより8個分(48MHz)若いAKTの方が若干は良かったということになる。

AKT CN17BERE2湿雪
【BERがE-2だとC/N=17でも破綻状態】

 それから、C/Nは17あれば何とかなると考えていたが、このようにBERがE-2まで落ちてしまうとさすがにどうにもならん。泣く子と地頭と自然には勝てぬ。
 午後には天候が回復し、AKTAABも復活した。

2021_02_07 16_22
【大相撲バズり場所にりんご娘の王林が出演】

 天候が回復しアンテナの雪がとけると無事にAKTAABも復調できる状態に戻って、16時から「〜日本大相撲トーナメント番外編〜 大相撲バズり場所 なんでもグランプリ」を視聴した。

 千代の富士対北の富士、貴乃花対曙、朝青龍対白鵬の一戦や、往年の美技や引退した力士の趣味に没頭する姿も取り上げられており、鯵ケ沢町出身の舞の海や弘前市出身の若の里も出て来た。

 ゲストのりんご娘の王林が良い味を出していたが、フジに出ている彼女の活躍を津軽平野や弘前市街方面でこれをリアルタイム視聴できた人はどれくらいいるのだろう。雪がとけて良かった。
 
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