2020年10月に津軽平野の一軒家にて秋田テレビ(AKT)の遠距離受信に成功して以来、SHARPのAQUOSのFEM画面表示機能を用いてアンテナレベルやBER、C/Nの値を記録し続けているのだが、自分自身のおさらいと、初めて当ブログを閲覧する人向けにFEM画面の見方を記載しておく。

 まずはAKT秋田局(21ch)のFEM画面を基に記載する。
 2021年7月26日早朝に観測した、当地でのAKTのアンテナレベル最高記録のものである。

FEM画面の見方(SHARP AQUOSの場合)AKT
AKT秋田局受信時 FEM画面の見方
.▲鵐謄淵譽戰この場合はレベル72。各テレビメーカーによって値の差異があるが、経験的にSHARPの場合はおおむね45くらいからフルセグ復調する。
⊆信電力(dBm)受信した電波の電力の強さ。この場合は-42dBm。経験的に-50dBmより大きい値なら復調する傾向がある。
周波数(Hz)AKT秋田局の物理chの21chの周波数。21chは521.142MHz。
C/N値(dB)電波の品質を表す値。この場合は27dB。CはCareer(搬送波)、NはNoise(ノイズ)。値が大きいほど安定して復調する。最低値の目安はこちらを参照。
ゥ錺鵐札阿了愽QPSKはワンセグの変調方式。状態の見方はは右側のΑ↓Г鮖仮函
BER受信波のビット誤り率のこと。Bit Error Rateの略。この場合はビット誤り率は0。xE-yのEの前のxはビット誤りの数、Eの後の-yは10の-y乗であり、例えば「1.00E-6」の場合はビット1000000個に1個の誤りがあるという意味になる。E-2でも復調したことは有るが、E-3が最低限ないと復調は厳しい。
復調の判定「OK」なら復調判定。復調しない場合は「NG」となる。
┘侫襯札阿了愽64QAMはフルセグの変調方式。状態の見方はワンセグと同じくΔ鉢Г鮖仮函

 各指標はボクにもわかる地上デジタル(リンク先参照)が非常に参考になるのでぜひご参照を。
 このFEM画面を表示させる方法もおそらくSHARPがエンジニアやサービスマン向けに用意している裏コマンドだと思うが、「ボクにもわかる地上デジタル」さんで紹介されているのでご興味ある方はどうぞ。
 (裏コマンドだと思うので、当ブログでは紹介しません)

 ということで、Г良調判定欄が「OK」か「ERROR」かを見て下さい。
 本当は実際の受像画面を掲載できればと良いのだが、「つかまるよ、マジで」が怖すぎるのでFEM画面の掲載とする。
 応用編として、フルセグは「ERROR」でワンセグ復調のみ「OK」な場合と、ワンセグも「ERROR」の場合の画面もガッチャンコしたFEM表示の画像を掲載する。

FEM画面の見方(SHARP AQUOSの場合)

 一番上は前出のフルセグ復調も「OK」判定のAKT秋田局のFEM画面に同じ。

 2番目が、ワンセグ復調のみ「OK」となっている状態のSAY鶴岡局のFEM画面である。フルセグは「ERROR」だが、ワンセグはBERも0.00E-0でエラー無しで「OK」というのが見て取れる。C/Nとか受信電力は画像参照のこと。

 3番目はワンセグも復調不能の「ERROR」判定のときのYTS鶴岡局のFEM画面。SAY鶴岡局で「OK」のところが「ERROR」になっているのがおわかりいただけると思う。

 説明はこんなところである。
 1969年の開局以来、一貫してフジテレビ系列秋田テレビと、1997年に開局したフジテレビ系列さくらんぼテレビジョンと、1993年にフジテレビ系列脱退した山形テレビを選んでしまったが、偶然であり深い意味はない。



 小山内豊彦著「眠れるメディア"テレビ"―青森から考える地域密着チャンネル」を読むと、ATVはもともとフジテレビ系での開局を予定していた経緯から、東京支社がフジテレビ系の系列局の入居が多いビルにあるというような一節がある。
 そういう風に系列ごとに同じビルに入るわけだが、秋田テレビフジ系時代の山形テレビって同じビルに東京支社があったらしい。
 同じビルに隣県同士で居て山形テレビが「うちテレ朝系に行きますわ」ってのを秋田テレビはどう見ていたんだろうな……
 んなもん社史にも書きにくいか。

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