最近の当ブログは遠距離受信ネタばかりのせいか、かつての道路交通センサスをいじくるネタを量産していた頃の層から敬遠されてアクセス数が低迷している。

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【青森ケーブルテレビ加入者みたいなEPGじゃろ?】

 が、懲りもせずに遠距離受信ネタをぶち込む。
 2年ほど前から津軽平野での秋田波(フジテレビ系・AKT秋田テレビ)の遠距離受信ネタばかりやってたから、久しぶりに本拠地青森市での函館波ネタである。

 上のEPG画面、NHK総合・青森Eテレ青森RABATVABAの右隣にUHBTVhが並んでて、青森ケーブルテレビの加入世帯みたいなチャンネルラインナップだが、枝番があることにお気づきの目の肥えた読者には「目のつけどころがシャープでしょ」と脱帽する。

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【津軽海峡側みたいなEPGじゃろ?】

 HBCSTVHTBNHK函館Eテレ函館もご一緒のEPGである。
 青森ケーブルテレビでは区域外再放送が実施されていない5局も揃い踏みで、リモコン 銑が満席状態。

 いやあ、やっぱり5大都市圏の一角にしてテレビ東京系を含めた民放5系列が揃う札幌という大都会を抱える北海道全7局が揃うと、電波銀座・青函圏という感じで華やかだ!

 津軽平野の当地も一応、大森山とか高館山から陣場岳の山岳回折で色々飛んできてリモコンは全チャンネル埋まっているが、ABSはシャッター半開きで、NHK秋田NHK山形YTSTUYSAYはほぼ営業していないシャッター商店街って感じである。

 いいよなあ。青森市も標高が高い所だと。

 とりあえず函館7波受信データを取って来たので公開する。

函館7波受信データ(2021/3/18)
FEM表示画面表示値
HBC北海道放送(HBC)
AntLV=62
POWER=-53dBm
C/N=22dB
BER 7.70E-5
STV札幌テレビ放送(STV)
AntLV=71
POWER=-47dBm
C/N=27dB
BER 0.00E-0
HTB北海道テレビ放送(HTB)
AntLV=52
POWER=-46dBm
C/N=19dB
BER 7.76E-4
UHB北海道文化放送(UHB)
AntLV=47
POWER=-53dBm
C/N=18dB
BER 2.87E-3
TVhテレビ北海道(TVh)
AntLV=55
POWER=-51dBm
C/N=21dB
BER 3.00E-6
NHKGNHK総合・函館(JOVK)
AntLV=89
POWER=-38dBm
C/N=33dB
BER 0.00E-0
NHKENHK Eテレ函館(JOVB)
AntLV=88
POWER=-41dBm
C/N=34dB
BER 0.00E-0

 全局(HBCSTVHTBUHBTVhNHKEテレ)復調〜。

 青森市で函館波の遠距離受信を成功させる鍵は、余裕をもって見通し距離を確保できる標高があるかどうか(リンク先参照)だと考えているが、ほとんどの人が住む地域では不可能と考えている。

 今日は当ブログが受信可能とみている新城平岡と雲谷と田茂木野の3地域を巡回して復調を確認したが、途中で通過した安田、細越、金浜、幸畑では不可であった。

 どういう受信機材を使ったかというと下の写真になる。

DSC_4047
【マストを忘れて雪さブン投げるというお粗末ぶり】

 4素子の八木宇田アンテナ。

 何年か前に某リサイクルショップでタダ同然で売られていた、たぶん日本アンテナ製のAU5FSPだと思うが、利得値にして4.5〜6.1dBしかない。
 強電界地域用ということで、「微弱電界地域で強電界用のアンテナを使用しても受信できません」とまで書いてある。

 恥ずかしながらアンテナマストと馬を忘れて行ってしまったので、アンテナはこうして雪の上にブン投げて撮影した。
 さすがに新城平岡と田茂木野では自分の手で函館に向けて持ち上げないと復調しなかったため、持ち上げながらリモコンを操作してFEM画面を表示させてスマホで写真撮影というのが無理だったが、雲谷では雪面に普通にブン投げておいても全局復調したのでFEM画面の撮影ができた。恐るべし雲谷。

 念のためにWilliam R. Hepburn氏のラジオダクト予報のページの予報図も貼っておく。

duct
【北日本は真っ黒でラジオダクトとは無縁の状況】

 異常伝搬の可能性もほぼないだろう。
 愛車のカーナビの地デジではHTBUHBワンセグだったくらいだし、むしろ伝搬状況は良くない方だろう。

 何が言いたいかというと、受信機材の性能より地理条件じゃないのか、と。

 受信機材の性能も否定はしない。
 津軽平野の当地で、マスプロ電工製の20素子パラスタックアンテナ・LS206TMHから、この日本アンテナ製の4素子AU5FSPに変えたら、秋田テレビ(AKT)は映らなくなるに違いない。

 ただ、可能性がある場所というのは、機材の性能に関わらず手ごたえはあるのだろうなと。
 40デシを越えるような強力なブースターを噛ませて20素子、30素子の高利得アンテナを振り回しても不可能なら、しょうがないのだろうと。機材の性能で地理条件を克服できるところまではいかないと思うのである。

 自分のような遠距離受信者のサイトをみて、青森県外のフジ系の遠距離受信を始めようと思う人が居るかもしれない。
 仲間が増えることは歓迎したいが、受信困難な地理条件で、高額な受信機材にお金をつぎ込ませるのは忍びない。
 身も蓋もないが、「出来ないものは出来ない」、「難しいものは難しい」と言うのも重要な気がしている。
◆やっぱり往年の函館波遠距離受信者はチャンネル設定をこうしたい

チャンネル構成
リモコン
キーID
ch物理ch放送局名系列
011-028RAB青森放送日本テレビ系列
021-013NHK Eテレ青森Eテレ
031-016NHK総合・青森NHK総合
031-118NHK総合・函館NHK総合
051-032青森朝日放送テレビ朝日系列
061-030ATV青森テレビTBS系列
07119TVHテレビ東京系列
08125UHBフジテレビ系列
021-114NHK Eテレ函館Eテレ
061-123HTB北海道テレビテレビ朝日系列
011-117HBC北海道放送TBS系列
051-115STV札幌テレビ日本テレビ系列

 やっぱり、アナログ時代に遠距離受信をしていた身からすると、北海道のNHKは4chだしSTVは12chだと思う。
 本当はHBCも6chだし北海道の教育テレビは10chだが、ΔATVが入るし、はテレ朝のイメージでHTBかな、と。

 というか、津軽平野の当地でも、Г砲さくらんぼテレビじゃなくテレビ北海道を入れたいなあ。
 Г呂笋辰僂テレビ東京系だと思うし、071chって孤高な感じがあるんだよなあ。
◆余談 海面反射波由来の位相ずれが凄い
uhbフェージング
UHBのアンテナレベルは乱高下】

 雲谷なら標高も十分で、函館局からの見通し内受信が成立するのだが、陸奥湾の海面反射波が悪さをするのだろう。
 ご覧の通り、わずか2、3分の間にUHBはアンテナレベルが45から60の間を乱高下しており、アナログ放送だったら映像が綺麗になったり乱れたり酷い感じだろうなと。
 陸奥湾の海面変化で反射点も常に動いているのだから、直接波と位相が合えばレベルは上がるが、位相がズレればレベルは下がる。

 青森で函館波を狙うのは海面反射波と上手く付き合えるかという問題もあってなかなか難しい。

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