過去の内潟沼シリーズ 内潟沼(青森県北津軽郡)の話 色別標高図で見えた内潟沼
 過去に中里の内潟について何度か記事を書いているが、「内潟沼(青森県北津軽郡)の話」では、2019年4月1日付の陸奥新報社の記事に載っていた内潟農協が解体されたと思い込んでおり、下記のような一節を書いていた。

 陸奥新報「沼から命名の「内潟」=110の記事では、「内潟」を冠した施設の貴重な写真が何枚か掲載されているが、その中で「内泻」表記があって注目していたのが旧内潟農協の建物なのだが、JAつがるにしきた内潟支店はなんと閉鎖・解体済みであった。

DSC_4928
【画像はクリック/タップで拡大します】

 すみません。「内泻」ありました。
 きちんと時間をかけて探すべきであった。内潟の村役場があった薄市や、内潟沼の水域があったエリアは探訪していたのだが、上高根の国道339号沿いに残っていたとは。

DSC_4926
【画像はクリック/タップで拡大します】

 ところでこの「泻」の字、今日では"方言字"として新潟を新泻と書く例が最も有名だろうか。
 ある種これ一文字で新潟を示す代名詞的な文字、というと言い過ぎかもしれないが、「泻 地名」でGoogle検索すると新潟ばかりがヒットするし、『新潟県民にしか使われない』とまで書いてあるサイトも出てくる。

 ただ、用例.jpには『新潟・象潟・八郎潟、あるいは島根県の白潟天満宮』という形で、新潟以外の秋田県と島根県でも「泻」を使っていたことが記されている。

 青森県でも「泻」の字は使われていたのだな。

【位置はコチラ】

 中泊町では津軽森林鉄道や宮越家離れのステンドグラスなど歴史資源で観光を盛り上げようとしているわけだが、内潟沼の干拓とこの「内泻」の農協倉庫も結び付けてアピールしても良いのではなかろうか。
 中泊町博物館など地元の地理歴史の研究に熱心な町だと思うし、中里・内潟エリアはなかなか面白い所である。

blog_rankingクリックでブログランキングに投票!