
津軽平野で山岳回折で秋田テレビ(AKT)秋田局の遠距離受信を実施するにあたって、悩ましいのは山形県の鶴岡中継局の存在である。
場所によって多少の差異はあるが、津軽平野から見てAKT秋田局のある大森山(秋田市)と、鶴岡局のある高館山(鶴岡市)の方向の角度差は殆どない。
このため、異常伝搬がなくてもワンセグの微弱波なら割といつでも到達しており、異常伝搬時にはフルセグ復調が起きている。
まれに津軽でさくらんぼテレビ(SAY)も映ることが面白いと思わないこともないが、やはり下表のようなチャンネル構成上、厄介な存在という要素の方が大きい。
| 青森波・秋田波・山形鶴岡波 CH重複状況 | |||
| CH | 青森 | 秋田 | 鶴岡 |
| 13 | TC | ||
| 16 | TG | YBC | |
| 18 | YTS | ||
| 20 | TUY | ||
| 21 | AKT | ||
| 27 | SAY | ||
| 28 | RAB | ||
| 29 | AAB | ||
| 30 | ATV | ||
| 32 | ABA | JC | |
| 34 | JG | ||
| 35 | ABS | ||
| 48 | UK | ||
| 50 | UB | ||
以前から読んでいただいている皆さまには当たり前のことで申し訳ないが、16chでNHK総合・青森(JOTG)とYBC、32chでABAとEテレ山形(JOJC)が重複になる。
さすがにYBCとEテレ山形が復調という状況はまだ見ていないが、NHK青森の受信レベルが著しく落ちてしまうのは数値の記録でも表れているし、実際にNHK青森が短時間ながら復調不能というのは見ている。
今回はレコーダーの方で、これまでにない一歩進んだ事件が。


021-1 Eテレ山形、チャンネル登録!
テレビ本体の方には登録は無し。
BDレコーダーがテレビの前段に入っており、レコーダーの方が受信成績が良いのだ。
過去にもAKTに突然枝番が付いたのもレコーダーが先であり、AKTが復調限界でブロックノイズが出ている際にもレコーダーに切替れば問題なく復調出来たりと、1dB前後かと思うがテレビのチューナーより成績がよい。
ともあれ、鶴岡のYBCとEテレ山形が登録されるとすれば、青森のNHK青森かABAが放送休止のタイミングと異常伝搬が重ならなければ起きないだろう。滅多にないことだと思っていたのだ。

レコーダーの受信メッセージを参照したところ、Eテレ山形が登録された日は9月6日(月)だという。
青森とはいえ9月上旬ならまだ夏の終わりという風情のある時期であり、ラジオダクトによる異常伝搬が起きても不思議ではない。
この日にABAが放送休止していれば、登録されるのも無理はない。
「テレビ番組表の記録」さんでさっそく2022年9月6日を調べてみたがABA、その日は休んでねえ。
と思ったが勘違い。2022年9月6日は火曜日なので、9月6日が月曜となれば2021年か。
もう一度、「テレビ番組表の記録」さんで2021年9月5日を参照すると、翌6日の2時から4時15分までABAが放送休止だ!
こんな事件に1年半も気づかなかったのか。。。
32chのABAの放送休止と、鶴岡局の異常伝搬のタイミングが重なった結果、Eテレ山形が登録されたに違いない。
やっぱり、何らかのフィルターを入れて鶴岡を潰す対策を考えた方が良いのかもしれないな……。
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