2023年4月15日、TBS系「夜明けのラヴィット!」がスタートしたが、岩手のIBC岩手放送がネットしなかったということがネットが話題になっていたので、昨年春に大森山送信所に行った際の没ネタを出してみる。

 ATVがこんなことをしたら青森民はHBCを見せろ」と騒ぎそうなものだが、IBCが東北で唯一だなんて話も出ている訳で、それはすなわち秋田市の秋田ケーブルテレビでも「夜明けのラヴィット!」は視聴不能という意味である。
 
 本題に戻る。

DSC_6452
【大森山 NHK総合・秋田鉄塔南側の駐車場】

 秋田市の大森山でテレビユー山形(TUY)の遠距離受信実験を実施したネタを出そう。

 大森山動物園側から行くと、NHK総合・秋田の鉄塔を過ぎて、一方通行に変わる地点の駐車場である。
 木々が茂っていて本荘・庄内方面はよく見通せないが、恒例のマスプロ電工・LS56サイトウコムウェア・AMP-UKを組み合わせて実験したのである。

秋田市大森山 鶴岡3波受信データ(2022/4/29)
FEM表示画面表示値
tuyAkitaテレビユー山形(TUY)
AntLV=66
POWER=-46dBm
C/N=25dB
BER 0.00E-0
SAYAkitaさくらんぼテレビジョン(SAY)
AntLV=90
POWER=-45dBm
C/N=35dB
BER 0.00E-0
GYAkitaNHK総合・山形(JOJG)
AntLV=60
POWER=-46dBm
C/N=23dB
BER 2.60E-5

 TUYのほかSAYNHK総合フルセグ復調した。
 他のYBCYTSEテレも、受信機では青森や北海道の局が設定済みのため実測はしなかったが車載テレビで復調を確認できた。

 特筆すべきはC/N値の高さやエラーフリーとなるBER値といった品質の高さ。
 見通し内受信で、鶴岡局から北の酒田方向(その延長線上に秋田市がある)にあるらしい送信指向性がなす結果だろう。

 秋田市でも大森山なら普通にTUYが映るんですよね。
 なぜ秋田ケーブルテレビIBCを選ぶのだろう

 フェージングでTUYの映像が乱れるから変えた、という話はWikipediaあたりでも言われているが、一歩踏み込んで。
 秋田県議の佐藤健一郎氏の2008年のブログで、『CNAがIBCの同意を受け、また地元民放の了解を得た上で、盛岡で受信して秋田市内で放映中』と記載しており、秋田ケーブルテレビIBCを盛岡で受信しているのは間違いない。

 秋田ケーブルテレビの受信点、別に盛岡市じゃなくてTUYのエリア内の酒田市でも鶴岡市でも良くないか?

 もともと秋田市はTUYの方が受信に適しているはずで、わざわざIBCを選択する意味がイマイチよくわからない。
 秋田市にIBC岩手放送秋田支局があったから、秋田に赴任するIBCの社員なら喜ぶだろうが、多くの秋田市民にとってはTBSの番組を放送する局が岩手だろうが山形だろうが関係なかろうと思うのである。

041510tuy
【大森山で受信したTUY鶴岡局の受像画面】

 TUYをやめてIBCに変えたのは、フェージング以外にも何らかの大人の事情があるのだろう。
 もしも秋田に報道支局を置いていたのがTUYだったら、秋田ケーブルテレビの選択も変わっていたのではとも思うが、根拠はない。

 繰り返しになるが、秋田市で遠距離受信しやすいのはIBCではなくTUY
 秋田市内の自宅で受信が無理でも大森山まで走ればTUYが映るのだから、盛岡よりは秋田市の方が「夜明けのラヴィット!」を見るためのハードルは数段低い。

 盛岡で「夜明けのラヴィット!」を見ようと思えば、八戸道を飛ばして八戸周辺まで北上するか、東北道を南下して県南の一関方面などに向かわなければならないのである。

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