前回、秋田県大館市の田代岳山系(茶臼岳、烏帽子岳、雷岳、田代岳)による山岳回折で弘前市方面へ広がるフジテレビ系・秋田テレビ(AKT)秋田局の受信電界強度をRadio mobileで方位角0.01°単位でERP=0.3Wでシミュレーションした。

 過去に半値幅が緩めの設定でシミュレーション(陣場岳小岳岩木山陣岳尻高森無名尾根と長慶森烏帽子岳と雷岳田代岳)を公開してきたが、実際に郷山前で現地測定するとわずかな方角差でも結果が大きく変わるケースも見られたので、方位角0.01°単位でのシミュレーションで精度を上げたい。

 まずは原点に帰って陣場岳陣岳を対象とする。

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【旧岩木町新法師から眺める陣場岳(左)と陣岳(右)】

 旧中津軽郡岩木町(現弘前市)新法師から南を向いて撮影した、陣場岳陣岳の写真を再掲する。
 向かって左(東)に位置するのが陣場岳、向かって右(西)に位置するのが陣岳であり、中間付近にも小高いピークがあるが無名峰である。

 固定受信に成功した当地(旧西津軽郡地域某所)を含め、弘前市三和五所川原市幾島町、遠くは旧金木町の中心部や藤枝、旧中里町大沢内までAKT秋田局フルセグの電波が届いていることは確認済であり、より精度を上げ、受信可否の参考になる推定受信電界強度MAPを提供したい。

陣岳 陣場岳凡例入り
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 Radio mobileで作成したAKT秋田局の推定受信電界強度MAPでは陣岳陣場岳周辺でも電界強度60dBμV/m以上を示す赤色が広がっている。
 そして中間の無名峰と陣場岳の間に赤色が途切れている場所が見える。このような場所は秋田側ですでに別の山に支障している場合であり、赤色にならないのである。
 上の地図で赤色になっている尾根筋を回折点として、青森側に0.01°単位で伝搬シミュレーションする。
AKT推定受信電界強度MAP 相馬・国吉
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 相馬・国吉
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 地図上で左側を伸びていくのが陣岳の伝搬路、右側を伸びていく陣場岳の伝搬路である。
 遠く秋田市・大森山から旅をしてきた秋田テレビ(AKT)秋田局の電波が青森県で最初に出会う人里が旧相馬村相馬や弘前市国吉などである。
 だが、いずれの集落も相馬川や岩木川の谷筋に位置し、陣岳陣場岳も見通せないため、電界強度40dBμV/m以上を示す黄色電界強度30dBμV/m以上を示す黄緑色のライン上にある家は僅かである。

 ただし陣岳の伝搬路なら、大秋川沿いの国吉坂本の北部の一部陣岳が見えるのでAKTの受信可能性がある。具体的にはGoogleストリートビューでこのあたりである。
 尾根に広がるりんご果樹園地でも、カーナビでAKTが映る可能性があるだろう。
AKT推定受信電界強度MAP 高岡・新法師
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 高岡・新法師
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 次は旧岩木町高岡や新法師である。無論、現在は弘前市の地域である。
 電界強度40dBμV/m以上を示す黄色が広い範囲でみられており、実際に当ブログは新法師でAKTフルセグ受信に何度も成功済みである。条件が良ければさらに遠く山形県の鶴岡局のSAYの電波も飛来するくらいの土地である。

 新法師の集落は陣場岳の山岳回折AKT受かるだろう。ただし、奥新法師の方はシミュレーション上、色が付かないエリアになっており、厳しいかもしれない。
 あとは高岡の中でも高照神社寄りの西部、それから百沢寺沢(百沢東部)三本柳温泉周辺で、陣岳の山岳回折によって電界強度40dBμV/m以上を示す黄色で望みがありそうな気配である。
AKT推定受信電界強度MAP 弥生南部
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 弥生南部
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 高岡・新法師から北側に来ると、陣岳の伝搬路も陣場岳の伝搬路も人里には当たらない。
 その代わり、人が常住する集落ではないが追の沢マス釣場などが電界強度40dBμV/m以上を示す黄色のエリアに入っており、実際に2021年6月に当ブログで復調を確認している。
 その際には異常伝搬による追い風参考記録としているが、異常伝搬と関係なく受かるだろう。
AKT推定受信電界強度MAP 弥生中部
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 弥生中部
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 県道30号岩木山環状線沿いの弥生の集落では残念なことに陣岳の伝搬路も陣場岳の伝搬路も通らないため、受信は望めない。
 ただし住所としては百沢東岩木山となる弥生西側の住宅地では陣岳の伝搬路が通過するエリアとなり、AKTの受信可能性がある。
 具体的にはGoogleストリートビューでこのあたりであり、陣岳が見えている。
AKT推定受信電界強度MAP 弥生北部
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 弥生北部
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 さらに北側も見てみるが、陣岳陣場岳県道30号沿いの弥生の大部分の家とは縁がないまま通過して行ってしまうようだ。
 唯一、障害者支援施設の拓光園とか山郷館の辺りは陣岳の伝搬路にあたり、AKTの受信可能性がある。
AKT推定受信電界強度MAP 大森・小友坂上
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 大森・小友坂上
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 弘前市民と会話をすると「弘前には品川も青山もある」というような感じで、他に田町や神田、中野、早稲田、大久保など東京都内の地名と同じ地名を色々と挙げてくれることがある。
 その流れで語られることはあまり多くないが、弘前市小友の西の坂を上がった方に「小友坂上」というバス停があり、志村坂上とか中野坂上を連想せずにいられない。

 話はそれたが、陣場岳の伝搬路が旧岩木町新法師以来、久しぶりに人里を通過するのが小友坂上になる。小友でも東寄りの平野地帯では難しいが、坂の途中から坂上の方なら電界強度30dBμV/m以上を示す黄緑色でありAKTの受信可能性がある。
 また、陣岳の伝搬路も大森の集落を南北に貫いており、こちらもAKTの受信可能性がある(そういえば大森も東京にある地名である)。
AKT推定受信電界強度MAP 砂沢溜池・三和
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 砂沢溜池・三和
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 弘前市内で最後のエリアとなるのが砂沢溜池・三和のエリア。
 陣岳の伝搬路に人が住まう集落は無いが、陣場岳の伝搬路が三和の集落を貫いている。

 映画「バカ塗りの娘」で堀田真由が自転車を漕いでいた三和西部の三和下恋塚の方や砂沢溜池方面はあまり良くない。
 一方で、当ブログで受信可能地点と確認されている新和郵便局の近傍や、旧三和小学校周辺なども含めて三和の中東部はしっかり電界強度30dBμV/m以上を示す黄緑色から電界強度40dBμV/m以上を示す黄色になっており、AKTの受信が可能だろう。
AKT推定受信電界強度MAP 廻堰大溜池・野木
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 廻堰大溜池・野木
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 次は弘前市から北津軽郡鶴田町のエリアに入る。
 旧西津軽郡地域某所の当地で固定受信を検討するにあたって、移動受信でAKT受信可能地点での実験を何度も繰り返したのが鶴田エリアである。

 陣岳の伝搬路は廻堰大溜池(津軽富士見湖)に突入してしまうが、陣場岳の伝搬路が鶴田町野木、木筒を通過しており、黄緑色から黄色のエリアが存在しているのでAKTの受信が可能だろう。
 当ブログがカーナビで初めてAKTフルセグ復調を確認した野木の岩木川土手もこのエリアだ。
 弘前市笹館の集落も通過してほしかったが、ちょうど陣岳の伝搬路からそれてしまう。
AKT推定受信電界強度MAP 廻堰・木筒
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 廻堰・木筒
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 少しだけ北上すると陣岳の伝搬路が鶴田町廻堰の集落を直撃している。
 現に、廻堰大溜池の堤防上AKTフルセグ復調を確認できており、廻堰は屋根の上で陣岳が望めれば受信可能性が高いのだろう。
 陣場岳の伝搬路の方も、先述の木筒に続いて旧西津軽郡柏村の小和巻も通過。
 県道37号弘前柏線を走行していても断続的にワンセグながらAKTが復調するほど、小和巻も好適地である。
AKT推定受信電界強度MAP 桑野木田・大巻
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 桑野木田・大巻
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 「マジュゲのテランド言葉汚ねふてや」と、桑野木田の人が廻堰(マジュゲ)で喋られている津軽弁を評するのを聞いたことがあるが、その人自身が桑野木田を「カヌギダ(クゥワァノゥギダ)だきゃジャスコも近けし大都会だね」と発音しているくらいのネイティブ津軽弁残存エリアである。
 残念ながら桑野木田の集落の大部分は陣岳陣場岳も伝搬路にかからない。

 ただし桑野木田男山──通称・小中野の集落は陣岳の伝搬路直撃コースでAKTの受信可能性がある。
 また、柏広須福島陣岳の伝搬路直撃コースであり、つがる市立柏中学校の校庭はAKT受信が有望な地点ではないかとみている。

 岩木川を挟んで北津軽郡鶴田町側では大巻の集落が陣場岳の伝搬路直撃コース。
 かつて移動受信でカーナビでも何度でもフルセグ復調できていた強巻の岩木川土手もこのコース上である。黄緑色黄色のエリアならAKT受信ができるだろうと予測する。
AKT推定受信電界強度MAP 
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 柏
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 つがる市柏──旧西津軽郡柏村は陣岳の伝搬路と陣場岳の伝搬路が村の東西を南西から北東へ向けて貫いており、両伝搬路の中間部分以外の広い範囲が有望とみている。
 私と同じように、かつてのアナログ放送時代2チャンネルに映りの悪い教育テレビが入っていた」とか映りが悪いが11チャンネルにRABと同じ番組が入っていた」という経験をした人も多いエリアではなかろうか。前者はNHK教育秋田、後者は秋田放送(ABS)である。
 アナログ放送で上記のような経験があるのなら、地デジでAKTが映る可能性がある。

 柏広須、柏玉水、柏下古川などはAKT受信可能性が高いとみている。柏上古川の一部も可能だろう。
 残念ながら両伝搬路に挟まれた柏稲盛の集落やイオンモールつがる柏周辺は厳しい。
AKT推定受信電界強度MAP 玉水・小曲・新宮
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 玉水・小曲・新宮
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 先ほどは厳しいと書いた柏稲盛だが、柏北部に転じて出精川沿いの八幡宮から北の雲雀野方面陣岳の伝搬路として非常に条件が良い。稲垣からイオン柏に直結する農道沿いにあたるが、ここはカーナビでもワンセグAKTが容易に復調する。

 陣場岳の伝搬路でも、五所川原市小曲や岩木川対岸の新宮方面でも好条件である。現に、五所川原市幾島町での受信実験にも成功しているのである。

 五所川原市の人口集中地区の一部もフジテレビ系・AKTの受信可能性があるのだ。
 旧五所川原市街地北西部415高地の山岳回折の伝搬路とも一部重なり、受信成功の可能性もあり得るエリアだが、少々難易度が高い。
 確実にフジテレビ系の追加を取りに行くなら、415高地で北海道より陣場岳AKTを狙う方が堅い。
 首都圏や京阪神、名古屋、札幌、福岡・北九州のような大都市圏並のテレビ受信環境を勝ち取るには難易度が高いが、AKTを確保して民放4系列でも揃えば五所川原も八戸や盛岡、仙台並のテレビ受信環境に一応なるのである。
AKT推定受信電界強度MAP 川除・高瀬・長橋
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 川除・高瀬・長橋
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 つがる市でも旧木造町方面では川除陣岳の伝搬路に当たって条件がよく、岩木川を挟んで五所川原市側で高瀬や三好AKTの受信可能性がある。

 陣場岳の伝搬路の方は五所川原市の若葉3丁目、長橋、川山などを通過しており、長橋の場合、北海道の函館局を狙ってみて上手くいかない場合は秋田狙いでAKTを取るのが良いだろう。
 AKTフルセグ受信が確認できている五所川原市桜田国道339号五所川原北バイパス陣場岳の伝搬路として色が付いている。
AKT推定受信電界強度MAP 鶴ヶ丘・川山
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 鶴ヶ丘・川山
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 陣岳の伝搬路が五所川原市の鶴ケ丘の集落を通過しているのでAKTの受信可能性がある集落として記載しておくが、もう1本の陣場岳の伝搬路を含めて広大な水田地帯になってしまうので、受信できそうな住宅地はそれほど多くない。広大な水田地帯は平安時代なら古十三湖の水域であった地域でもある。今も専ら水田としての土地利用がされている。

 そして、陣岳陣場岳を送信点に見立ててERP=0.3Wでシミュレーションしてきたが、五所川原の街を抜けると推定受信電界強度30dBμV/m以上の黄緑色推定受信電界強度40dBμV/m以上の黄色のエリアが少なくなってきた。
AKT推定受信電界強度MAP 長富・嘉瀬
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 長富・嘉瀬
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 陣岳の伝搬路は相変わらず水田地帯。
 陣場岳の伝搬路は長富や嘉瀬の集落と出逢い始めるが、推定受信電界強度40dBμV/m以上の黄色は殆ど見られなくなってきた。それでも推定受信電界強度30dBμV/m以上の黄緑色はまだまだ健在。
 固定受信に成功した当地の推定受信電界強度は29dBμV/m(アンテナ設置時に工事業者がマスプロLCV4Aで測定)なので、黄緑色でも当地より上なのだ。
 嘉瀬は実際に国道339号を走行していてもカーナビでAKTワンセグが受かるくらいなので可能性はあるだろう。長富は西側なら望みがある。
AKT推定受信電界強度MAP 嘉瀬北部
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 嘉瀬北部
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 陣岳の伝搬路は水田地帯が長く続くので、引き続き陣場岳の方を見ていく。
 繰り返すが、国道339号を竜飛方面から弘前方面へと南下しながら走行すると嘉瀬の周辺は本当に安定してAKTワンセグが受かるのだ。
 当ブログで記事化していないが、オレンジハート金木店の駐車場でもマスプロ電工・LS56(利得8dB)にサイトウコムウェア・AMP-UK(利得21dB)、ケーブル(損失0.6dB)の組み合わせでAKTフルセグで受信可能であることを確認している。受信電界強度は30dBμV/m以上の黄緑色のエリアが殆どである。
AKT推定受信電界強度MAP 藤枝・金木
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 藤枝・金木
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 いよいよ太宰治や吉幾三の出身地である旧北津軽郡金木町の中心部に到達する。
 陣岳の伝搬路は蒔田や藤枝で久々に集落と重なる。既に複数回の受信実験で実績のある藤枝を筆頭に、AKTの受信可能性が高い地区である。
 また、陣場岳の伝搬路は金木駅や弘前大金木農場方面などを通過しており、こちらも複数回の受信実験でAKTが復調可能であろうと判断している。

 なお、陣場岳の伝搬路は金木町中心部から北では津軽半島の脊梁の山地に突入していくこととなり、遠距離受信の恵みがもたらされるのはここまでとなる。
AKT推定受信電界強度MAP 川倉・大沢内
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 川倉・大沢内
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 東側を進んできた陣場岳の伝搬路は津軽半島の梵珠山地北部に吸い込まれていくが、西側を伸びる陣岳の伝搬路はまだ健在。
 川倉駅近傍の藤枝集落北部川倉30dBμV/m以上の黄緑色のエリアが見られ、実際に受信実験でも成功を収めている。
 さらに北上して旧北津軽郡中里町に入って大沢内の集落でもAKTの受信に成功しているが、20dBμV/m以上の緑色エリアも増えてきて、正直なところ金木より北では調整が難しい感じがある。

 陣岳・陣場岳の山岳回折の場合で、フジテレビ系・秋田テレビ(AKT)の遠距離受信の可能性がある最北部は中里の大沢内周辺だろうが、現実的には金木・藤枝付近までが比較的容易で実用的なエリアなのかもしれない。
 当地でも稀にAKTが受信不能に陥ることがあるが、大沢内の受信実験の成績はあまり良くなく、安定度は金木以南に比べ劣っているだろうと思う。大沢内以北でも成功する可能性はあるが、映像断に陥る可能性もそれなりにあるということである。
AKT推定受信電界強度MAP 深郷田
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 深郷田
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 大沢内北東部や深郷田にも30dBμV/m以上の黄緑色のエリアはあるが、これまで受信未確認である。自信を持って「可能性がある」とは言いづらい。
 深郷田駅の周辺では陣岳の伝搬路のコースから外れており受信は望めまい。
 この辺りが極限地帯だと思われるが、陣岳の伝搬路が津軽半島の脊梁に吸い込まれる最後まで見届けよう。
AKT推定受信電界強度MAP 中里
陣岳・陣場岳AKT山岳回折波推定受信電界強度図 中里
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 陣岳の伝搬路のコースは深郷田地区から北北東へ向かい、旧中里町中心部を避けるように半島の脊梁に飛び込んで行った。陣岳の伝搬路はさらに東側の山岳地帯に入っており、もはや遠距離受信に実用的ではなくなってしまうのである。
 以上より、当ブログで陣岳・陣場岳の山岳回折フジテレビ系・秋田テレビ(AKT)の遠距離受信の可能性がある集落・地域としては次のとおり列記したい。

弘前市国吉坂本北部
弘前市新法師(奥新法師を除く)
弘前市高岡西部
弘前市百沢寺沢(百沢東部)
弘前市三本柳温泉周辺
弘前市追の沢マス釣場周辺
弘前市百沢東岩木山の一部
弘前市拓光園、山郷館周辺
弘前市大森
弘前市小友
弘前市三和中東部
北津軽郡鶴田町野木
北津軽郡鶴田町木筒
北津軽郡鶴田町廻堰
北津軽郡鶴田町強巻
北津軽郡鶴田町大巻
つがる市小和巻
つがる市桑野木田男山(小中野)
つがる市柏広須
つがる市柏玉水
つがる市柏下古川
つがる市柏上古川
つがる市柏稲盛北部(雲雀野)
つがる市木造川除
五所川原市小曲
五所川原市幾島町
五所川原市新宮
五所川原市若葉
五所川原市高瀬
五所川原市長橋
五所川原市川山
五所川原市鶴ケ丘
五所川原市長富
五所川原市金木町嘉瀬
五所川原市金木町金木東部
五所川原市金木町蒔田
五所川原市金木町藤枝
五所川原市金木町川倉
北津軽郡中泊町(中里)大沢内
北津軽郡中泊町(中里)深郷田
 (上記各地域の一部である)

要注意!! 受信の可否を保証するものではない

 Radio mobileでのシミュレーション結果と実際の受信結果を照らし合わせて可能性がある地域を列記してみたが、実際には失敗の可能性もじゅうぶん有る。

 当たり前のことだが秋田テレビ(AKT)は秋田県が放送区域のテレビ局であり、青森県では映らないのが当然である。
 上記の地域なら、本来は映らないはずの秋田テレビ(AKT)が映るかもしれないというだけであり、受信できるという保証はしない。
 実際に試してみて失敗に終わっても構わないという人だけが、アンテナ工事をすべきである。
 間違っても秋田テレビ(AKT)にもっと電波を強く出せなどと文句を言ってはいけない。それはただの悪質なクレーマーである。

 あまり期待は持たせたくないが、本記事で「絶対に無理だと絶望する地理条件でもない」という希望が津軽にもあることはお伝えしたい。
 
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